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【ウインターセール約35%OFF】 80年代に発売されたJuno106を徹底的にエミュレーションしたヴァーチャルシンセ、Cherry Audio『DCO-106』が4月30日(現地時間)までセール中!

Cherry Audio DCO-106 レビュー


dco106-main-img.jpg

Cherry Audio DCO-106
参考価格5,698円が4月30日まで特価3,653円(投稿時価格・為替により変動します)


Pluginboutique様より製品をご提供を頂きましたのでレビューして行きたいと思います。
この場をお借りしてPluginboutique様並びに関係者様に感謝を致します。


商品概要


Cherry Audio DCO-106 は正式にこそ銘打っていませんが、DCOアナログシンセJuno-106を忠実に再現したヴァーチャルアナログシンセと思われます。

Juno-106は80年代に発売された6ボイスのポリフォニック・アナログシンセでデジタル制御オシレーター(DCO)とサブオシレータ、24dB / octアナログローパスフィルター、内蔵のコーラスにより、独特のサウンドが魅力で、生産終了となりますがその後人気が再燃しました。
ケミカルブラザーズ、Pet Shop Boys、Depeche Mode、Norman Cook(Fatboy Slim)、808 State、Underworld、The Prodigyなど数々の愛用者がいるのも有名です。

クラシックなシンセサイザーのサウンドを再現するのは簡単なことではありませんが、Cherry Audio DCO-106は、Juno-106を徹底的に再現すると同時に、現代の用途に合わせて機能を拡張しています。

DCO-106は、オリジナルの106ファクトリープリセットを含む330以上のプリセットを内蔵し、リードサウンド、パッド、ベース、エレクトロドラムなど実践的なプリセットが用意されています。
実機は6音ポリでしたが、このDCO-106最大16音ポリ、さらにユーザーがポリ数を設定することが可能、Juno-106のもう一つの特徴である豊かなアナログステレオコーラスも忠実に再現されています。
また、LFO波形も拡張されていて6つの波形とテンポ同期が可能、重厚なリードとベースサウンドのためのユニゾンモードも搭載されています。
さらに、実機にはなかった、ゴージャスな新しい独自のリバーブアルゴリズムが3つ搭載されたリバーブ、テンポ同期を備えたフル機能のディレイセクション、鍵盤にコードを割り当てて、指1本でコードを演奏できるコードメモリー機能など実用的な機能が拡張されています。

MIDIやコンピューターとの連携も充実しており、新しいMIDI規格「MPE」もサポートされています。
すべてのパラメータをDAWオートメーションにてコントロール可能
さらにオリジナルの106SysExコマンドと完全に互換性があります。

それでは早速詳細を見ていきたいと思います。

DCO-106 詳細


1-dco106-lfo-img.jpg

LFO

LFOセクションは大幅に拡張されています。
オリジナルはRATEとDELAY TIMEの2つのスライダーしかありませんでしたが、Cherry Audio DCO-106では6種類のウエーブフォームからLFO波形を選択出来るようになっています。
更にSYNCボタンを押すことによりテンポにLFOのスピードを同期させることが出来るようになってています。


2-dco106-DCO-img.jpg

DCO

DCOセクションはオリジナルとほとんど変わりありません。
RANGEが上下2つ増えて32’、16’、8’、4’、2’、となりました。
(オリジナルは16’、8’、4’のみ)
DCO波形はノコギリ波と矩形波で矩形波選択時はパルスワイズモジュレーションが設定出来ます。
また、オリジナル同様ノコギリ波と矩形波を同時に選択して発音させることが可能となっています。
さらにこちらもオリジナル同様、サブオシレーターを搭載し1オクターブ下の矩形波を足すことが出来ます。
また、ノイズジェネレーターも搭載されています。
LFOスライダーはLFOでDCOをピッチモジュレーションすることが出来ます。


3-dco106-HPF-img.jpg

HPF

オリジナルのHPFセクションは3段階に設定可能でしたが、Cherry Audio DCO-106では、表示こそ0、1、2、3ですがスライダーを動かすとカットオフ周波数が表示され無段階で調整可能です。


4-dco106-VCF-img.jpg

VCF

VCFセクションはおなじみのカットオフフリケンシー、レゾナンス、の他に、エンベロープリバーススイッチ付のVCFエンベロープ量調整スライダー、LFOスライダーはカットオフフリケンシーをLFOでモジュレーションします。
そのとなりは、キーボードトラックのスライダーが並びます。
ここまではオリジナルと同じですが、Cherry Audio DCO-106の拡張機能として、VCFベロシティースライダーが搭載され、鍵盤を弾く強さによりVCFカットオフを変化させることが出来ます。


5-dco106-VCA-img.jpg

VCA

オリジナルではVCAレベルとエンベロープとゲートの切り換えのみでしたがCherry Audio DCO-106で新たに2つの機能が拡張されています。
1つはLFOモジュレーション、音量をLFOでもジューレション出来ますのでトレモロ効果などを得ることが出来ます。
もう一つはベロシティースライダーにより、鍵盤を弾く強さにより音量を変化させることが出来ます。

6-dco106-ENV-img.jpg

ENV

エンベロープはオリジナル同様ADSR方式が採用されています。


7-dco106-BEND-img.jpg

BENDER

ベンドコントローラーの機能を割り当てます。
VCOは一般的なピッチベンダー、VCFはカットオフ、VCAは音量をコントロールすることが出来ます。


8-dco106-VOICEA2-img.jpg

VOICE ASSIGN

ポルタメントはオリジナルではベンドコントローラーのところに装備されていた機能と同じでON/OFFとスピードを調整出来ます。
また、オリジナルは6ボイスでしたが、「NUBER OF VOICE」で同時発音数を最大16音まで指定することが出来ます。
発音モードもオリジナルはPOLY1,2のみでしたが、Cherry Audio DCO-106ではMONO、UNISONモードとCHORDが拡張されました。
MONOはモノフォニックシンセとして使用することができ、POLYモードとは違うモノシンセならではの演奏が行えます。
UNISONはすべてのオシレータを重ねて発音させますので、当然モノ発音になりますが、非常に分厚いサウンドを得ることが出来ます。
UNISONモード時はディチューンで各発音しているオシレーターを微妙にずらすことで、さらなる厚みを加えることが出来ます。
オリジナルでは絶対に出せなかった音色です。
CHORDはCHORDボタンを押して和音を弾くとそれがメモリーされ、CHORDボタンのランプが点灯している間は、1つの鍵盤で和音を弾くことが出来るモードです。


9-dco106-ARP3-img.jpg

ARPEGIO

こちらもCherry Audio DCO-106で拡張された機能で、シンプルなアルペジエイターですが、ONにして鍵盤を押さえると、パターン、レンジ、レイトで設定したアルペジオが演奏できます。
もちろんSYNCボタンを押すとテンポに同期します。


10-dco106-CHO-img.jpg

CHORUS

こちらはオリジナル同様2つの対応が選択できます。
更にCherry Audio DCO-106ではステレオワイズ機能が拡張され、コーラスの広がりを調整することが出来るようになっています。
オリジナルのコーラス感がよく再現されています印象です。


11-dco106-DELAY2-img.jpg

DELAY

オリジナルにはなかった機能で実用的な機能に絞ってシンプルで使いやすく仕上げた印象です。
用意されているパラメータはディレイタイム、繰り返し量を設定するフィードバック、ディレイ音が徐々に暗くなるダンプの設定、ディレイ音とオリジナル音のMIXなど。
もちろんテンポにシンクさせる機能も用意されています。


12-dco106-REV2-img.jpg

REVERB

こちらもCherry Audio DCO-106で拡張された機能で、ルーム、プレート、ホールの3種類のリバーブが用意されています。
DECAY(リバーブタイム)とDAMP(リバーブの明るさ)が調整でき、リバーブ音とオリジナル音のMIXなの調整が可能になっています。

以上がCherry Audio DCO-106のパラメータとなります。

個人的な感想としてはオリジナルを非常に良く再現されていると感じました。
私が以前所有していたJUNO-106は経年劣化により、かなり音にクセが付いていたと思われますので、このCherry Audio DCO-106を聞いた感想は、それに比べるとかなりクリアな印象です。
おそらくJUNO-106が新品の状態だとこのようなと音がするように感じました

オリジナルのJuno-106は比較的安価のためヒットし、中古市場も一時期はかなり出回っていましたが、DCOオシレータが壊れやすく、またオシレータチップも生産完了し代替えがありませんでしたので、現在は販売台数の割には現存する個体が少なくなっています。

そのような状況ですので、Cherry Audio DCO-106はJuno-106のサウンドをこのクオリティー、この価格で手に入れられるのは非常に嬉しい限りです。

Win 7以上、Mac10.11以上、スタンドアロンまたはプラグイン(VST、VST3、AU、AAX 64ビットDAWのみ )にて動作します。

デモムービー




主な特徴


細部まで精密にモデリング
106種類のファクトリー・プリセットを含む、330種類以上のプリセット
最大16ボイスのポリフォニー
リッチなステレオ・コーラス
3つのリバーブモードと独自のリバーブアルゴリズム
テンポシンク可能なディレイセクション
複数のボイスアサインモード
キーボードによるコード記憶モード
6つの波形とテンポシンクを備えたLFOセクション
重厚なリードとベースサウンドのためのユニゾン・デチューン
MPEに対応
フルMIDIコントロール
すべてのコントロールのための完全なDAWオートメーション
オリジナルの106 SysExコマンドと完全な互換性

システム要件


MacOS

macOS 10.9以上(64ビットのみ)
クアッドコア Intel または M1 Apple Silicon プロセッサー
8 GB RAMを推奨
AAX、AU、VST、VST3、スタンドアローンフォーマット
MPE(DAWとMIDI Polyphonic Expressionに対応したハードウェアコントローラーが必要です。)

Windows

Windows 7以上(64ビットのみ)
クアッドコアプロセッサ
8GBのRAMを推奨
AAX、VST、VST3、スタンドアローンの各フォーマット
MPE(DAWとMIDI Polyphonic Expressionに対応したハードウェアコントローラーが必要です)


サウンドハウス
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