DRAWMER DS201



DRAWMER DS201
DRAWMER DS201をを国内最低価格保証のサウンドハウスでみる
DRAWMER DS201
価格94,500円
■■■DRAWMER DS201機材情報■■■
DRAWMER DS201紹介します。
ゲートと言えば、主にドラムのかぶりをコントロールしたり、エレキギターの
ハムノイズを自然に減衰させる
(ROCKTRONからリリースされているノイズ・リダクションHushなどが有名)
のに使われてきました。
ご存じのように1980~90年代にかけてのドラム・サウンドの多くは、
ドラム・セット全体ではなく、キックやスネアなどを各パーツ個別にEQや
コンプなどで加工し、音作りを行うというスタイルが一般的でした。
特に当時の定番であったデジタル・リバーブを使用するスネアやタムの
トラックは、ハイハットやシンバルなど金物のかぶりが多いと
ドラム全体が濁ったようになってしまいます。
また、スネアのトラックにきつめのコンプをかけたときに、ハイハットが
ワシャワシャになってしまうといったことは、生ドラムを録ったことの
ある人なら1度は経験していることだと思います。
そこで、デジタル・リバーブやコンプを使いつつも分離のよいクリアな
音像を作るため、多くのエンジニアはマイキングなどを工夫したり、
ミックス時にいらないかぶりの部分をオートメーションで
カットしたりしていました。
そこで、手軽に目的以外のものを自動的にカットしてくれるという
ノイズ・ゲートはスタジオのレギュラー機材として活躍していたのです。
DAWメインの現在、音と目の両方でいらないところをカットしていけるので、
普段はあまり使用しないという方もいるのかもしれません。
しかし、今回は数多くあるノイズ・ゲートの中から、そんな時代であっても
忘れてはいけない定番中の定番といえる
DRAWMER DS201を紹介したいと思います
イギリスのメーカーDRAWMERからリリースされたDual Gateこと
DRAWMER DS201は大変メジャーな機種。
ノイズ・ゲートと言えばまずこれを思い浮かべる人も多いのではないでしょうか。
2バス&タム6個……などというドラムセットでかぶりを徹底的に無くした
サウンド・メイクをしていた際に、このDRAWMER DS201は大変お重宝しました。
特にミックス時においては、4台、5台と使用していた
エンジニアも多かったと思います
DRAWMER DS201の外観について紹介していくと、
ツマミの位置を表示するために取り付けられた黄色パーツや視認性に
優れた信号のような赤黄緑のLEDがボッブでいい感じです。
フロント・パネルを見ると分かるように左右で2チャンネルに分かれ、
それぞれの左側はKEY SOURCEセクションです。
何と言ってもこのKEY SOURCE部分がよくできており、この部分のフィルターを
使用することでスネアやタムのトラックに入ってしまったハイハットや
シンバルのサウンドを上手に抑えて信頼性の高いKEYを作れるのです。
また、OUTPUTセクションのKEY LISTENという機能でKEY SOURCEに
人力された音が本体のアウトから出力されるため、
単純にフィルターとして使用できます
(裏技的な使用方法ですが、フィルターのかかり方が強力なので
ボーカルやギター・ソロをラジオ・トーンにするのに重宝します)
また、HOLDというパラメーターがあることで余韻が長めのタムや
アンビエンスのトラックをスネアのKEY SOURCEで
切るときにも自由度の高い使い方ができます。
DUAL GATEとうたっているだけあってフロント・パネルの中央にSTEREO/LINKの
切り替えスイッチも搭載しており、スネアのトップとボトムのセットや
ステレオ・トラックにも問題無く使用できます。
ここで、DRAWMER DS201のドラム以外の使用方法も
紹介したいと思います。
カッティング・ギターのようなリズム楽器をKEY SOURCEにして
白玉の鍵盤などを切るのです。
こうして本来はコード感やオケに厚みを加えるための白玉パートが
ファンキーなリズム隊の一員として活躍するというわけです。
この手法はハウスなどのリミックスなどでもよく使われています。
さて、あまりなじみが無いかもしれませんがDRAWMER DS201には
DUCKというモードもあります。
これは通常のゲートとは逆にKEY SOURCEに信号が
入力されるとゲートが閉じるというモード。
例えば、爆音のギター・アンプのすぐそばで演奏しているときなど
トークバックのオン オフが大変です。
そんなときはギターの実音をKEY SOURCEにしてインサートすれば
エンジニアには大変便利だと思います。
現在はドラム・サウンドもかぶりを積極的に生かしたりするので、
以前ほどは活躍しなくなったDRAWMER DS201ですが、
完成度の高さで一時代を築いた名機です。
これからもノイズ・ゲートの代表格として使われていくことは間違いないでしょう。
→DRAWMER DS201をを国内最低価格保証のサウンドハウスでみる
■■■DRAWMER DS201スペック■■■
■入力:BAL XLR/20KΩ/ 21dBu(max)
■出力:BAL XLR/50Ω/ 21dBu(max)
■周波数特性:23Hz-31kHz/-1dB
■ダイナミックレンジ:116dB
■電源 :AC100V-115V/5W
■外形寸法:W482 X H44 X D178 (mm)
■質量:2.7kg



DRAWMER DS201
DRAWMER DS201をを国内最低価格保証のサウンドハウスでみる
DRAWMER DS201
価格94,500円
■■■DRAWMER DS201機材情報■■■
DRAWMER DS201紹介します。
ゲートと言えば、主にドラムのかぶりをコントロールしたり、エレキギターの
ハムノイズを自然に減衰させる
(ROCKTRONからリリースされているノイズ・リダクションHushなどが有名)
のに使われてきました。
ご存じのように1980~90年代にかけてのドラム・サウンドの多くは、
ドラム・セット全体ではなく、キックやスネアなどを各パーツ個別にEQや
コンプなどで加工し、音作りを行うというスタイルが一般的でした。
特に当時の定番であったデジタル・リバーブを使用するスネアやタムの
トラックは、ハイハットやシンバルなど金物のかぶりが多いと
ドラム全体が濁ったようになってしまいます。
また、スネアのトラックにきつめのコンプをかけたときに、ハイハットが
ワシャワシャになってしまうといったことは、生ドラムを録ったことの
ある人なら1度は経験していることだと思います。
そこで、デジタル・リバーブやコンプを使いつつも分離のよいクリアな
音像を作るため、多くのエンジニアはマイキングなどを工夫したり、
ミックス時にいらないかぶりの部分をオートメーションで
カットしたりしていました。
そこで、手軽に目的以外のものを自動的にカットしてくれるという
ノイズ・ゲートはスタジオのレギュラー機材として活躍していたのです。
DAWメインの現在、音と目の両方でいらないところをカットしていけるので、
普段はあまり使用しないという方もいるのかもしれません。
しかし、今回は数多くあるノイズ・ゲートの中から、そんな時代であっても
忘れてはいけない定番中の定番といえる
DRAWMER DS201を紹介したいと思います
イギリスのメーカーDRAWMERからリリースされたDual Gateこと
DRAWMER DS201は大変メジャーな機種。
ノイズ・ゲートと言えばまずこれを思い浮かべる人も多いのではないでしょうか。
2バス&タム6個……などというドラムセットでかぶりを徹底的に無くした
サウンド・メイクをしていた際に、このDRAWMER DS201は大変お重宝しました。
特にミックス時においては、4台、5台と使用していた
エンジニアも多かったと思います
DRAWMER DS201の外観について紹介していくと、
ツマミの位置を表示するために取り付けられた黄色パーツや視認性に
優れた信号のような赤黄緑のLEDがボッブでいい感じです。
フロント・パネルを見ると分かるように左右で2チャンネルに分かれ、
それぞれの左側はKEY SOURCEセクションです。
何と言ってもこのKEY SOURCE部分がよくできており、この部分のフィルターを
使用することでスネアやタムのトラックに入ってしまったハイハットや
シンバルのサウンドを上手に抑えて信頼性の高いKEYを作れるのです。
また、OUTPUTセクションのKEY LISTENという機能でKEY SOURCEに
人力された音が本体のアウトから出力されるため、
単純にフィルターとして使用できます
(裏技的な使用方法ですが、フィルターのかかり方が強力なので
ボーカルやギター・ソロをラジオ・トーンにするのに重宝します)
また、HOLDというパラメーターがあることで余韻が長めのタムや
アンビエンスのトラックをスネアのKEY SOURCEで
切るときにも自由度の高い使い方ができます。
DUAL GATEとうたっているだけあってフロント・パネルの中央にSTEREO/LINKの
切り替えスイッチも搭載しており、スネアのトップとボトムのセットや
ステレオ・トラックにも問題無く使用できます。
ここで、DRAWMER DS201のドラム以外の使用方法も
紹介したいと思います。
カッティング・ギターのようなリズム楽器をKEY SOURCEにして
白玉の鍵盤などを切るのです。
こうして本来はコード感やオケに厚みを加えるための白玉パートが
ファンキーなリズム隊の一員として活躍するというわけです。
この手法はハウスなどのリミックスなどでもよく使われています。
さて、あまりなじみが無いかもしれませんがDRAWMER DS201には
DUCKというモードもあります。
これは通常のゲートとは逆にKEY SOURCEに信号が
入力されるとゲートが閉じるというモード。
例えば、爆音のギター・アンプのすぐそばで演奏しているときなど
トークバックのオン オフが大変です。
そんなときはギターの実音をKEY SOURCEにしてインサートすれば
エンジニアには大変便利だと思います。
現在はドラム・サウンドもかぶりを積極的に生かしたりするので、
以前ほどは活躍しなくなったDRAWMER DS201ですが、
完成度の高さで一時代を築いた名機です。
これからもノイズ・ゲートの代表格として使われていくことは間違いないでしょう。
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■■■DRAWMER DS201スペック■■■
■入力:BAL XLR/20KΩ/ 21dBu(max)
■出力:BAL XLR/50Ω/ 21dBu(max)
■周波数特性:23Hz-31kHz/-1dB
■ダイナミックレンジ:116dB
■電源 :AC100V-115V/5W
■外形寸法:W482 X H44 X D178 (mm)
■質量:2.7kg
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