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MACKIE 1642-VLZ Pro レビュー プロがサウンドメイキングギアとしても使用しているOnyxマイクプリアンプを搭載したアナログミキサー!

MACKIE 1642-VLZ Pro レビュー

サウンドハウス



mackie_1642vlzpro1.jpg

mackie_1642vlzpro2.jpg

MACKIE 1642-VLZ  Pro
2000年発売 価格148,000円前後
■■■MACKIE 1642-VLZ Pro機材情報■■■

MACKIE 1642-VLZ Proは2000年に発売された
MACKIEの10マイク/ライン+4ステレオラインチャンネル・4バス・ミキサー
このシリーズは、コンパクトとお求めやすい価格設定で
アマチュア向けの製品として開発されましたが、
その独特のサウンドからプロがミキサーとしてはもちろん
サウンドメイキングの一つとして音を通したり、
サミングアンプ的に使用したりするなど
非常に評価が高い製品です。

MACKIE 1642-VLZ Proはそのシリーズの中でも
コンパクトな16インモデルという位置づけ
同時期の商品にMACKIE 1604-VLZ Proがありますが
こちらがパーソナルレコーディング環境に最適な仕様であるのに対し
MACKIE 1642-VLZ Pro
よりコンパクトな設計とレコーディングから、簡易PAや
持ち出しでの使用を考慮したサブミキサーなど
より広範囲に活用できる製品に仕上がっている印象です。

それではまず、MACKIE 1642-VLZ Pro
チャンネルセクションから見ていきたいと思います。
MACKIE 1642-VLZ Proを含むVLZ-Proシリーズの
最大の特徴ともいえるものは、マイク・プリアンプがグレードアップし
新開発プレミアム・マイク・プリアンプXDR(Extended Dynamic Range)として
8系統装備されています。
MACKIEのマイク・プリアンプは、これまでも非常に定評があり
高い評価を得ていましたがさらに磨きがかかった印象です。
ワイドレンジで、ヘッドルームが非常に広く
ソースを気にせずに使用することが出来ます。
S/N比も申し分なくスタジオ業務でも問題なく使用できるレベルです。
さらに、マイクチャンネルに18dB/oct. 75Hzローカットフィルターも
装備されていますのでレコーディングやPA等で低域処理が
簡単に行えるのは嬉しい仕様です。

次にMACKIE 1642-VLZ ProのEQセクションです。
EQセクションは珍しく2種類のEQが装備されています。
1~8chまでのモノ・チャンネルには80Hz/Lowシェルビング、
100Hz~8kHz/Midピーキング、12kHz/Hiシェルビングの
3バンド・ミッド・スイープタイプを装備、普通はこれで終わりなのですが
MACKIE 1642-VLZ Pro
9~16chのステレオ・チャンネルに80Hz/Lowシェルビング、
800Hz/Low Midピーキング、3kHz/Hi Midピーキング、
12kHz/Hiシェルビングの4バンド固定タイプの
異なるEQが装備されています。
もちろん、4バンドのパラメトリックEQが全チャンネルに
備わっていれば申し分ありませんが
それでは、ボディも大きくなってしましますし価格も上がります。
何より、操作が難解になりスピードが要求される現場などでは
かえってマイナス要素にもなりかねません
その点ではマイク/モノ・チャンネルには3バンド・ミッド・スイープタイプ
ステレオ・ラインチャンネルには4バンド固定タイプというのは
非常に的を射ており、実際に使用した結果でも
15dBのブースト/カットできる仕様と合わせて
効きも良く、いつもながら周波数ポイントも実用的で
全く不便は感じませんでした。

EQの周波数ポイントといえばMACKIEが初めてこのタイプの
コンパクト・ミキサーを発売した際
当時の周波数固定タイプのミキサーEQはハイが10kHz
ローが100Hzが一般的でしたが
MACKIEが発売した製品はハイが12kHz、ローが80Hz
当時として驚きを感じましたが、実際に使ってみて
この周波数ポイントが非常に効果的で、
その後このハイが12kHz、ローが80Hzが
主流になったのは言うまでもありません

チャンネルセクション最後は、フェーダーとなります。
MACKIE 1642-VLZ Proはコンパクトな設計上
60mmの対数テーパーフェーダーが採用されています。
100mm前後のフェーダーに慣れている方は
操作感が気になるところですが
操作した感じは、適度にトルク感がありしっかりしている感触で
操作感は全く問題ないと思います。
また、各つまみもしっかりとした堅めの感触で
多少手が触れたぐらいで値が変わるようなことはありません
全体的にしっかりとした作りという印象です。

次にMACKIE 1642-VLZ Proの入出力セクションを
見ていきたいと思います。
入出力端子は1604-VLZがリアパネルに配置されていたのに対し
MACKIE 1642-VLZ Proはインプット関連等が
フロントパネルに配置されています。
1604-VLZではXLRインプットが全チャンネルに装備されていましたが
MACKIE 1642-VLZ ProはXLRインプットは10、
チャンネルの内訳は1~8chがモノラルチャンネル
ch9/10とch11/12がXLRまたはステレオ・フォーンによるステレオチャンネル
ch13/14とch15/16がステレオ・フォーン専用のステレオチャンネルとなり
8モノラル+4ステレオ入力という仕様になっています。
出力端子はリアパネルに配置されておりサブアウトが8系統
AUXが4系統、ダイレクトアウトが8系統用意されています。
メインアウトステレオフォーンの他に1604-VLZにはなかった
XLRバランス出力も用意されています。

さらにMACKIE 1642-VLZ Pro
DCパルストランスフォーマーRFリジェクションにより
電波などのノイズから信号を守ってくれるだけでなく
ケーブルの差などが原因のインピーダンス問題も
解決できるようになっています。

そして、気になる音の印象ですがMACKIE伝統のキャラクターは健在で
さらに磨きがかかった印象です。
まさにUSAサウンド!!
骨太で芯のあるサウンドは、ダンスミュージックやヒップホップ関連の
ミュージシャンが多く愛用しているのもうなずけます。
線が細くなるようなことがなく、楽器的な鳴りを持っていますので
ライブ用のミキサーとしても使える印象です。
もちろん、ローノイズ、ワイドレンジを生かして
レコーディングやミキシングのメインミキサーとして
24bit主流の現在のDTM環境でも、問題なく使用できます。



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■■■MACKIE 1642-VLZ Proスペック■■■

●全高調波歪率(THD): 0.0007%以下
●アッテネーション(クロストーク):-84dBu
●周波数特性:20Hz~60kHz: +0dB/-1dB
       20Hz~100kHz: +0dB/-3dB
●入力換算雑音(EIN):-129.5dBm unweighted
●同相成分除去比 (CMR):90dB以上
●最大レベル
 Micイン:+22dBu
 他のインプット:+22dBu
 Main Mix 1/4" TRSアウト、XLRアウト:+28dBu
 他のアウトプット:+22dBu
●インピーダンス
 Micイン:1.3 キロΩ
 チャンネルInsertリターン:2.5 キロΩ
 他のインプット:10 キロΩ以上
 Tapeアウト:1.1 キロΩ
 他のアウトプット:120 Ω
●3 band EQ (チャンネル1-8)
 High Shelving: ±15db @ 12kHz
 Mid Peaking: ±15dB, sweep 100Hzミ8kHz
 Low Shelving: ±15db @ 80Hz
 Low Cut Filter: 18dB/octave, ミ3dB @ 75Hz
●4-band EQ (チャンネル9-16)
 High Shelving: ±15db @ 12kHz
 Hi Mid Shelving: ±15dB, 3kHz
 Lo Mid Shelving: ±15dB, 800Hz
 Low Shelving: ±15db @ 80Hz
 Low Cut Filter (Ch9-12):18dB/octave, ミ3dB @ 75Hz
●外形寸法:439(W)×138(H)×422(D)mm
●重量:8.3kg

→MACKIE / 1642VLZ4を国内最低価格ランクのサウンドハウスで見る

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