Clavia Nord Piano



Clavia Nord Pianoを国内最低価格保証のサウンドハウスでみる
Clavia Nord Piano
価格336,000円
■■■Clavia Nord Piano機材情報■■■
Clavia Nord Pianoは絶大な人気をほこる
Nordシリーズのステージ・ピアノモデル。
Nordシリーズと言えば、現代のProphet 5とも言われ
アナログ・モデリング・シンセサイザーとして、確固たる地位を築き
数多くの絶大な支持を得ているNord Leadをはじめ
様々な製品を発売しています。
これまでも、Nord ElectroやNord Stageシリーズには
高品位なピアノ音色を搭載していましたが
さらなる、本格的でプロ仕様とも言える
ステージピアノとしてClavia Nord Pianoは開発されたようです。
早速レビューしてみたいと思います。
Nordシリーズと言えば、赤いボディが特色ですが
Clavia Nord Pianoも、もちろん統一された外見を持っており
一目で同社の製品であると分かります。
仕様としては、88鍵のウェイテッド・ハンマー・アクションを採用
重量は、本格的な鍵盤を採用しているにもかかわらず
18kgとこのクラスでは軽量なモデルとなっていますので
ライブ等持ち運ぶ場面であっても負担が軽減されると思います。
フロントパネルのインターフェイスもピアノ専門モデルと言うことで
非常にシンプルな設計となっており、ピッチベンドや
モジュレーション・ホイールも搭載していません
ステージピアノの中には、コントローラーも充実していて
シンセサイザーと遜色のない性能や仕様を誇っている製品もありますが
操作が複雑であったり、重量もそれなりに重くなってしまいます。
このClavia Nord Pianoは、そうした製品とは対照的に
ピアノ専門モデルと割り切って、必要以上の機能は搭載せず
シンプルで誰でも使いやすく軽量な仕様としているところは
個人的には支持したいと思います。
しかしながら、音源部は全く妥協のない本格的なプロ仕様と言えると思います。
Clavia Nord Pianoの音源部分は
メモリー容量約500MBのPCM音源方式でNord Stageの(256MB)の
約2倍の容量ですが、容量だけではなく
【ストリング・レゾナンス】という、アコースティック・ピアノの
リアリなサウンドを実現する、新しいサンプリング技術が搭載されています。
Clavia Nord Pianoに搭載されている
ストリング・レゾナンス・サンプリング技術とは
ピアノの弦の共鳴を再現する物で
グランド・ピアノは鍵盤を押して発音させる弦以外の弦も
共鳴によって響きが生まれています。
サステイン・ペダルを踏み込まない時は、他の弦はミュートされていますが
それでも、共鳴は存在します。
ましてやサステイン・ペダルを踏み込んだ状態では
230の弦が開放状態となり豊かな共鳴が踏まれ、
それが、グランド・ピアノ独特の響きとなっています。
通常のサンプリングでは、サステイン・ペダルを踏み込まない状態で
1音1音サンプリングされていますので
サステイン・ペダルを踏み込んだ状態での共鳴の再現は
サンプリング方式では不得意とされていました。
Clavia Nord Pianoの
ストリング・レゾナンス・サンプリング技術では
このピアノの弦の共鳴を独自の技術により再現されています。
パネル上の【ストリング・レゾナンス】をオンにすると
明らかに響きが豊かになっていることが確認でき
生のグランド・ピアノのあのナチュラルな響きが再現されます。
特にバラードなどスローテンポの曲では効果は絶大で
ロックやポップスはサンプリング・ピアノでも
バラードは生のグランド・ピアノというエンジニアも
選択幅に入るほどの力量を有していると思います。
【ストリング・レゾナンス】をオン、オフすることにより
即座に響きがコントロールできるのは、Clavia Nord Pianoの
最大のアドバンテージと言えると思います。
Clavia Nord Pianoに搭載されている音色は
グランド、アップライト、エレクトリック・ピアノ、エレクトリック・グランド、
クラビネット、ハープシコードの6つの分類に
計120のプログラムが内蔵されています。
先ほど紹介した、グランドピアノの他にも、アップライトピアノや
YAMAHA CPのようなエレクトリック・グランド、ローズなど
ピアノ音色は十分なプログラムを持っており
プリセットだけでも不足を感じることはないと思います。
さらにUSBインターフェイスを使って本体をコンピュータに接続し
ホームページよりピアノ・サンプルをダウンロード
Nordサウンド・マネージャー(フリーでダウンロード可能)により
本体へピアノ・サンプル等をドラッグ&ドロップにより簡単にロードできます。
Steinway Model D、C7 Conservatory Grand、
Bösendorfer Upright、HonkyTonk Upright、Electric Grand CP80
Rhodes MkI、MkI Suitcase、MkII、MkII、Wurlitzer 1 200A
Hohner Clavinet D6、French Harpsichord、Italian Harpsichord
など様々なバリエーションがダウンロード可能となっていますので
これもClavia Nord Pianoの魅力の一つと言えます。
エフェクトは直列で5種類のエフェクトを同時にかけられるようになっています。
1:Effect1/パン、トレモロ、オート・ワウなど
2:フェイザー、フランジャー、コーラスなど
3:3種類のアンプ/スピーカー・シミュレーター、コンプレッサーなど
4:リバーブ(ルーム1&2、ステージ1&2、ホール1&2)
5:EQ(ミッドレンジのスイープ可能な3バンド・イコライザー)
これらは、フロントパネルに専用の独立したコントロールセクションがあり
ON/OFFや各種設定がつまみやボタンで即座に調整できるようになっています。
続いては実際にClavia Nord Pianoを演奏してみた感想です。
ますは、弾き心地から
通常この手の軽量タイプのステージピアノは、重量級の本格的な
木製鍵盤等を搭載したモデルに比べれば、
キータッチは悪くなっているのが通常ですが
このClavia Nord Pianoでは軽量タイプには珍しく
本格的なハンマー・アクション鍵盤を採用しており
軽量クラスとしはトップレベルのタッチを持っていると思います。
さらに新機能である4種類のベロシティ・レスポンス・カーブを設定できる
KBDタッチ機能を使えば、好みで微調整が行えますので
タッチに関しては問題は見あたらないと感じました。
続いて、付属のダンパーペダルはClavia Nord Pianoの
特筆すべき機能とも言える物で、通常のダンパーペダルの他に
ソステヌート・ペダルとソフト・ペダルも搭載しており
グランド・ピアノのペダルと同じ配列となっています。
これにより、本格的なクラシックの演奏も可能ですし
ポピュラー・ミュージックでも演奏表現の幅を広げる手段として
活用していけると思います。
さらに、サステイン・ペダルではペダルによるノイズと
ダンパーが弦から持ち上がる音が発音されるようになっており
演奏していない状態でも、ペダルを踏めば発音する徹底ぶり
ペダルにもダイナミクス機能が備わっており
ペダルの強さによって、ペダルノイズも大きくなるようになっています。
これによりClavia Nord Pianoでは
ハーフ・ペダルなどのテクニックを使用することもできます。
次にフロントパネルの各種インターフェイスの使い心地についてです。
ピアノ専門モデルということで、スペック自体がシンプルですので
当然パネル上もシンプルな設計です。
音色の切り替えも、ピアノタイプとモデルナンバーで選択することができ
わかりやすく配置されている印象です。
NORDシリーズのいちばん特徴としてあげられるのは
伝統的にも、やはり出音のすばらしさではないでしょうか
バーチャル・アナログ音源搭載モデルにせよ、PCM音源搭載モデルにせよ
スペック的には、他社のハイエンド製品と比べれば
多少見劣りするスペックですが、出音に定評があり
これまで、即戦力の強力な音色で世界のプレイヤーに支持されてきました。
このClavia Nord Pianoも例外ではなく
素晴らしいサウンドを奏でてくれます。
ピアノは高域から低域まで「鳴っている」印象で
ストリング・レゾナンスを音にすれば
ノーエフェクトでも、そのまま使える音色です。
数GBのソフト音源にも負けない素晴らしい響きだと思います。
エレピなども、太く通る音で、実際にライブリハーサル演奏にも使用しましたが
曲によっては、音が通り過ぎてEQでカット処理したほどです。
EQでカットしても、音がやせるということはなく
「なじむ」という印象、それだけ元音がしっかりしている証明ではないでしょうか
太い音の場合、単体では太く聞こえるのですが
実際に演奏の中に入ると、コモってしまい周りの楽器に負けてしまう
体験が多くありましたが、Clavia Nord Pianoでは
そのようなことはありませんでした。
このようにClavia Nord Pianoは
ライブやレコーディング向けの製品であると思います。
ピッチベンドやモジュレーション・ホイールがありませんので
DTMのマスターキーボードとしては向いていませんが
音質と演奏する事に重点を置いた場面では
これ以上ないといえるほど、色々な意味で
プレーヤーの完成を引き出してくれる製品であると思います。

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■■■Clavia Nord Pianoスペック■■■
●鍵盤:88鍵盤、ウェイテッド・ハンマー・アクション
●メモリー:約500MB
■PIANOセクション■
●6種のカテゴリーから選択:ランド、アップライト、エレクトリック・ピアノ、
エレクトリック・グランド、クラビネット、ハープシコード
●LCDディスプレイ:プログラム名及びピアノ・モデル名を表記
●5プログラム毎に24バンク用意:計120プログラム数
●ライブ・モード:5種類のライブ・プログラムを用意
●パネル・トランスポーズ:+/- 6半音
●グローバル・トランスポーズ:・+/- 6半音
●同時発音数:40 - 60ボイス
● KBDタッチ:4種類のベロシティ・レスポンス・カーブ
●モノ・アウトプット:ステレオ・サウンドをモノラル・サウンドへ変更可能
■エフェクトセクション■
● Effect1:パン、トレモロ、オート・ワウ
(パンとトレモロ3種類のデプスを選択可能、
レイトはEffect1のRateノブで調整可能)
●Effect2:フェイザー、フランジャー、コーラスを内蔵
(3種類の中からデプスを選択でき、レイトはEffect2のRateノブで調整可能)
●Comp/Amp:3種類のアンプ/スピーカー・シミュレーター、コンプレッサー
( Driveノブでドライブ/コンプレッションを調整可能)
● 6つのアルゴリズムによるリバーブ:ルーム1&2、ステージ1&2、ホール1&2
(Dry/Wetを調整可能)
●ミッドレンジのスイープ可能な3バンド・イコライザーは±15dB増減可能
(100 Hz, 4 kHz and 200 Hz~8 kHz)
■入出力■
●2×オーディオ・アウトプット(L&R)、1/4”ジャック、アンバランス
●1×モニター・インプット、ミニ・ステレオ
●1×ヘッドホン・アウト、1/4”ジャック、ステレオ
●1×ピアノ・ペダルイン、1/4”ジャック
●MIDI-In、MIDI-Out
●USB
■外形寸法■
●Piano:1,284(W)× 121(H)×340(D)mm
●Pedal:264(W)×224(H)×70(D)mm
■重量■
●Piano:18kg
●Pedal:2kg


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Clavia Nord Pianoは絶大な人気をほこる
Nordシリーズのステージ・ピアノモデル。
Nordシリーズと言えば、現代のProphet 5とも言われ
アナログ・モデリング・シンセサイザーとして、確固たる地位を築き
数多くの絶大な支持を得ているNord Leadをはじめ
様々な製品を発売しています。
これまでも、Nord ElectroやNord Stageシリーズには
高品位なピアノ音色を搭載していましたが
さらなる、本格的でプロ仕様とも言える
ステージピアノとしてClavia Nord Pianoは開発されたようです。
早速レビューしてみたいと思います。
Nordシリーズと言えば、赤いボディが特色ですが
Clavia Nord Pianoも、もちろん統一された外見を持っており
一目で同社の製品であると分かります。
仕様としては、88鍵のウェイテッド・ハンマー・アクションを採用
重量は、本格的な鍵盤を採用しているにもかかわらず
18kgとこのクラスでは軽量なモデルとなっていますので
ライブ等持ち運ぶ場面であっても負担が軽減されると思います。
フロントパネルのインターフェイスもピアノ専門モデルと言うことで
非常にシンプルな設計となっており、ピッチベンドや
モジュレーション・ホイールも搭載していません
ステージピアノの中には、コントローラーも充実していて
シンセサイザーと遜色のない性能や仕様を誇っている製品もありますが
操作が複雑であったり、重量もそれなりに重くなってしまいます。
このClavia Nord Pianoは、そうした製品とは対照的に
ピアノ専門モデルと割り切って、必要以上の機能は搭載せず
シンプルで誰でも使いやすく軽量な仕様としているところは
個人的には支持したいと思います。
しかしながら、音源部は全く妥協のない本格的なプロ仕様と言えると思います。
Clavia Nord Pianoの音源部分は
メモリー容量約500MBのPCM音源方式でNord Stageの(256MB)の
約2倍の容量ですが、容量だけではなく
【ストリング・レゾナンス】という、アコースティック・ピアノの
リアリなサウンドを実現する、新しいサンプリング技術が搭載されています。
Clavia Nord Pianoに搭載されている
ストリング・レゾナンス・サンプリング技術とは
ピアノの弦の共鳴を再現する物で
グランド・ピアノは鍵盤を押して発音させる弦以外の弦も
共鳴によって響きが生まれています。
サステイン・ペダルを踏み込まない時は、他の弦はミュートされていますが
それでも、共鳴は存在します。
ましてやサステイン・ペダルを踏み込んだ状態では
230の弦が開放状態となり豊かな共鳴が踏まれ、
それが、グランド・ピアノ独特の響きとなっています。
通常のサンプリングでは、サステイン・ペダルを踏み込まない状態で
1音1音サンプリングされていますので
サステイン・ペダルを踏み込んだ状態での共鳴の再現は
サンプリング方式では不得意とされていました。
Clavia Nord Pianoの
ストリング・レゾナンス・サンプリング技術では
このピアノの弦の共鳴を独自の技術により再現されています。
パネル上の【ストリング・レゾナンス】をオンにすると
明らかに響きが豊かになっていることが確認でき
生のグランド・ピアノのあのナチュラルな響きが再現されます。
特にバラードなどスローテンポの曲では効果は絶大で
ロックやポップスはサンプリング・ピアノでも
バラードは生のグランド・ピアノというエンジニアも
選択幅に入るほどの力量を有していると思います。
【ストリング・レゾナンス】をオン、オフすることにより
即座に響きがコントロールできるのは、Clavia Nord Pianoの
最大のアドバンテージと言えると思います。
Clavia Nord Pianoに搭載されている音色は
グランド、アップライト、エレクトリック・ピアノ、エレクトリック・グランド、
クラビネット、ハープシコードの6つの分類に
計120のプログラムが内蔵されています。
先ほど紹介した、グランドピアノの他にも、アップライトピアノや
YAMAHA CPのようなエレクトリック・グランド、ローズなど
ピアノ音色は十分なプログラムを持っており
プリセットだけでも不足を感じることはないと思います。
さらにUSBインターフェイスを使って本体をコンピュータに接続し
ホームページよりピアノ・サンプルをダウンロード
Nordサウンド・マネージャー(フリーでダウンロード可能)により
本体へピアノ・サンプル等をドラッグ&ドロップにより簡単にロードできます。
Steinway Model D、C7 Conservatory Grand、
Bösendorfer Upright、HonkyTonk Upright、Electric Grand CP80
Rhodes MkI、MkI Suitcase、MkII、MkII、Wurlitzer 1 200A
Hohner Clavinet D6、French Harpsichord、Italian Harpsichord
など様々なバリエーションがダウンロード可能となっていますので
これもClavia Nord Pianoの魅力の一つと言えます。
エフェクトは直列で5種類のエフェクトを同時にかけられるようになっています。
1:Effect1/パン、トレモロ、オート・ワウなど
2:フェイザー、フランジャー、コーラスなど
3:3種類のアンプ/スピーカー・シミュレーター、コンプレッサーなど
4:リバーブ(ルーム1&2、ステージ1&2、ホール1&2)
5:EQ(ミッドレンジのスイープ可能な3バンド・イコライザー)
これらは、フロントパネルに専用の独立したコントロールセクションがあり
ON/OFFや各種設定がつまみやボタンで即座に調整できるようになっています。
続いては実際にClavia Nord Pianoを演奏してみた感想です。
ますは、弾き心地から
通常この手の軽量タイプのステージピアノは、重量級の本格的な
木製鍵盤等を搭載したモデルに比べれば、
キータッチは悪くなっているのが通常ですが
このClavia Nord Pianoでは軽量タイプには珍しく
本格的なハンマー・アクション鍵盤を採用しており
軽量クラスとしはトップレベルのタッチを持っていると思います。
さらに新機能である4種類のベロシティ・レスポンス・カーブを設定できる
KBDタッチ機能を使えば、好みで微調整が行えますので
タッチに関しては問題は見あたらないと感じました。
続いて、付属のダンパーペダルはClavia Nord Pianoの
特筆すべき機能とも言える物で、通常のダンパーペダルの他に
ソステヌート・ペダルとソフト・ペダルも搭載しており
グランド・ピアノのペダルと同じ配列となっています。
これにより、本格的なクラシックの演奏も可能ですし
ポピュラー・ミュージックでも演奏表現の幅を広げる手段として
活用していけると思います。
さらに、サステイン・ペダルではペダルによるノイズと
ダンパーが弦から持ち上がる音が発音されるようになっており
演奏していない状態でも、ペダルを踏めば発音する徹底ぶり
ペダルにもダイナミクス機能が備わっており
ペダルの強さによって、ペダルノイズも大きくなるようになっています。
これによりClavia Nord Pianoでは
ハーフ・ペダルなどのテクニックを使用することもできます。
次にフロントパネルの各種インターフェイスの使い心地についてです。
ピアノ専門モデルということで、スペック自体がシンプルですので
当然パネル上もシンプルな設計です。
音色の切り替えも、ピアノタイプとモデルナンバーで選択することができ
わかりやすく配置されている印象です。
NORDシリーズのいちばん特徴としてあげられるのは
伝統的にも、やはり出音のすばらしさではないでしょうか
バーチャル・アナログ音源搭載モデルにせよ、PCM音源搭載モデルにせよ
スペック的には、他社のハイエンド製品と比べれば
多少見劣りするスペックですが、出音に定評があり
これまで、即戦力の強力な音色で世界のプレイヤーに支持されてきました。
このClavia Nord Pianoも例外ではなく
素晴らしいサウンドを奏でてくれます。
ピアノは高域から低域まで「鳴っている」印象で
ストリング・レゾナンスを音にすれば
ノーエフェクトでも、そのまま使える音色です。
数GBのソフト音源にも負けない素晴らしい響きだと思います。
エレピなども、太く通る音で、実際にライブリハーサル演奏にも使用しましたが
曲によっては、音が通り過ぎてEQでカット処理したほどです。
EQでカットしても、音がやせるということはなく
「なじむ」という印象、それだけ元音がしっかりしている証明ではないでしょうか
太い音の場合、単体では太く聞こえるのですが
実際に演奏の中に入ると、コモってしまい周りの楽器に負けてしまう
体験が多くありましたが、Clavia Nord Pianoでは
そのようなことはありませんでした。
このようにClavia Nord Pianoは
ライブやレコーディング向けの製品であると思います。
ピッチベンドやモジュレーション・ホイールがありませんので
DTMのマスターキーボードとしては向いていませんが
音質と演奏する事に重点を置いた場面では
これ以上ないといえるほど、色々な意味で
プレーヤーの完成を引き出してくれる製品であると思います。

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■■■Clavia Nord Pianoスペック■■■
●鍵盤:88鍵盤、ウェイテッド・ハンマー・アクション
●メモリー:約500MB
■PIANOセクション■
●6種のカテゴリーから選択:ランド、アップライト、エレクトリック・ピアノ、
エレクトリック・グランド、クラビネット、ハープシコード
●LCDディスプレイ:プログラム名及びピアノ・モデル名を表記
●5プログラム毎に24バンク用意:計120プログラム数
●ライブ・モード:5種類のライブ・プログラムを用意
●パネル・トランスポーズ:+/- 6半音
●グローバル・トランスポーズ:・+/- 6半音
●同時発音数:40 - 60ボイス
● KBDタッチ:4種類のベロシティ・レスポンス・カーブ
●モノ・アウトプット:ステレオ・サウンドをモノラル・サウンドへ変更可能
■エフェクトセクション■
● Effect1:パン、トレモロ、オート・ワウ
(パンとトレモロ3種類のデプスを選択可能、
レイトはEffect1のRateノブで調整可能)
●Effect2:フェイザー、フランジャー、コーラスを内蔵
(3種類の中からデプスを選択でき、レイトはEffect2のRateノブで調整可能)
●Comp/Amp:3種類のアンプ/スピーカー・シミュレーター、コンプレッサー
( Driveノブでドライブ/コンプレッションを調整可能)
● 6つのアルゴリズムによるリバーブ:ルーム1&2、ステージ1&2、ホール1&2
(Dry/Wetを調整可能)
●ミッドレンジのスイープ可能な3バンド・イコライザーは±15dB増減可能
(100 Hz, 4 kHz and 200 Hz~8 kHz)
■入出力■
●2×オーディオ・アウトプット(L&R)、1/4”ジャック、アンバランス
●1×モニター・インプット、ミニ・ステレオ
●1×ヘッドホン・アウト、1/4”ジャック、ステレオ
●1×ピアノ・ペダルイン、1/4”ジャック
●MIDI-In、MIDI-Out
●USB
■外形寸法■
●Piano:1,284(W)× 121(H)×340(D)mm
●Pedal:264(W)×224(H)×70(D)mm
■重量■
●Piano:18kg
●Pedal:2kg

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