Modal Electronics ARGON8

Modal Electronics ARGON8X
価格99,000円前後
Modal Electronics ARGON8
価格88,000円前後
Modal Electronics ARGON8M
価格77,000円前後
■■■Modal Electronics ARGON8機材情報■■■
LFOは2基搭載されていて、ウエーブフォームはSine、Sawtooth, Square、Sample & Holdが用意されています。
また、LFOのモード(再トリガー時の動作など)も3つ用意されています。
基本各ボタンやつまみの青い文字はシフトキーを押すと青い文字の機能が設定できるようになっています
FX
最大512音をプログラム出来るシーケンサーも搭載されていて、通常は他の機能が割り当てられている、フロントパネル一番手前の16個のボタンが、そのまま1小節16ステップのボタンになりますので、リズムマシン風の打ち込みができるようになっています。

価格99,000円前後
Modal Electronics ARGON8
価格88,000円前後
Modal Electronics ARGON8M
価格77,000円前後
■■■Modal Electronics ARGON8機材情報■■■
Modal Electronics ARGON8(アルゴンエイト)は8ボイスのウェーブテーブル・シンセサイザーです。
ウェーブテーブル・シンセサイザーといえば、Native Instruments 「Massive X」、Xfer「Serum」、Arturia「Pigments」などのソフトウエアシンセサイザーが有名ですが、このARGON8はFATAR 社製 TP9/S フルサイズ 37 鍵を採用したハードウエアのウェーブテーブル・シンセサイザーです。
まず最初に音と聞いた印象は、次々に音色が変化していくウェーブテーブルらしい音色に加え、重圧な厚みに魅了されました。
音色を切り換えながら聞いていきましたが、どれも通常のPCM系のシンセサイザーでは難しい独特な雰囲気を聞くことが出来ます。
また、真ん中にいじってくれ言わんばかりの大きなノブで用意されている「カットオフ」とその下に並んでい「レゾナンス」と「モーフ」つまみを、特に前知識もないままに回してみましたが、想像を超える音色変化にビックリするほどでした。
また、アルペジエイターが含まれる音色も、それだけで音楽として成り立っているほど魅力的な音色が揃っています。
ARGON8は見た目もスチールとアルミニウムのシャーシが採用されていますので高級感があります。
ARGON8の発音モードはMONO、POLY、UNISON、Stackが用意されています。
コントローラーはホイールではなくジョイスティックが採用されています。
プリセットにはジョイスティックにあらかじめ効果的なモジュレーションが割り当てられていますので、ジョイスティックを動かすだけでもかなりの音色変化を得ることが出来ます。
それでは各部を見ていきたいと思います。
それでは各部を見ていきたいと思います。
LFO
LFOは2基搭載されていて、ウエーブフォームはSine、Sawtooth, Square、Sample & Holdが用意されています。
また、LFOのモード(再トリガー時の動作など)も3つ用意されています。
基本各ボタンやつまみの青い文字はシフトキーを押すと青い文字の機能が設定できるようになっています
Oscillators
オシレータセクションは「Wave1」と「Wave2」の2オシレーターが用意されています。
「Wave」には5種類のウェーブテーブルが内蔵された、24種類のオシレーター・バンクが用意されていて、その内の1種類をアサインします。
シフトキーを押してから、「Wave」つまみを回すとバンクが切り替わってきます。
バンクの1がバーチャルアナログ波形、それ以降はウェーブテーブル波形が用意されています。
バンクの1がバーチャルアナログ波形、それ以降はウェーブテーブル波形が用意されています。
ウェーブテーブル波形は最新のEDM風の波形から、同社のModal 002から抜粋された波形などが搭載されたいます。
つまり「Wave1」と「Wave2」双方ともバンクの1に設定すれば、純粋な2オシレーターのバーチャルアナログ音源として活用できるようになっています。
バーチャルアナログ波形の場合、通常のオシレータはノコギリ波や矩形波などを選んでいくのですが、このARGON8は各「Wave」つまみを回すことによってノコギリ波→矩形波→三角波→サイン派と連続で変化して行くのが特徴です。
ノコギリ波と矩形波の中間の波形、矩形波と三角波の中間の波形等が簡単に得ることが出来ます。
つまり「Wave1」と「Wave2」双方ともバンクの1に設定すれば、純粋な2オシレーターのバーチャルアナログ音源として活用できるようになっています。
バーチャルアナログ波形の場合、通常のオシレータはノコギリ波や矩形波などを選んでいくのですが、このARGON8は各「Wave」つまみを回すことによってノコギリ波→矩形波→三角波→サイン派と連続で変化して行くのが特徴です。
ノコギリ波と矩形波の中間の波形、矩形波と三角波の中間の波形等が簡単に得ることが出来ます。
オシレータはそれぞれチューニングつまみ(シフトキーでFineチューニング)が用意されており、2つのオシレータの音量は「MIX」つまみで調整出来るようになっています。
ちなみに「Wave2の」みNOISEとPWM(パルス・ワイズ・モジュレーション)波形が搭載されています。
ちなみに「Wave2の」みNOISEとPWM(パルス・ワイズ・モジュレーション)波形が搭載されています。
またこれらのオシレーター・バンクのウェーブテーブルにサンプルレート/ビットデプス・リダクション、フォールド、フェーズシェイパー、ウィンドウ・アンプ・シンクなどの波形を変える32種類の「ウェーブテーブル・モディファイア」が用意されていて、様々な波形バリエーションを得ることが出来ます。
さらに、フェイズ・モジュレーション、リング・モジュレーション、アンプ・モジュレーション、ハード・シンクなどの8種類の「オシレーター・モディファイア」により、サウンドを劇的に変化させることも出来ます。
このようにウェーブテーブルシンセサイザーらしく、オシレーターだけでかなりのサウンドバリエーションを持っています。
このようにウェーブテーブルシンセサイザーらしく、オシレーターだけでかなりのサウンドバリエーションを持っています。
Filter
フィルターはステイト・バリアブル2ポール・レゾナント・フィルターを搭載
・Standard
・Standard Notch
・Classic
・Classic Notch
の4タイプが用意されています。
おなじみのカットオフやレゾナンスはもちろん搭載されていますが、その他に独自の機能として「モーフィング」つまみが用意されています。
ARGON8の「モーフィング」はカットオフで設定した周波数を中心として、右に回すとローパスフィルターからバンドパス、ハイパスフィルターへ変化し、左へ回すと、ハイパスフィルターからバンドパス、ローパスフィルターへと連続で変化します。
ARGON8の「モーフィング」はカットオフで設定した周波数を中心として、右に回すとローパスフィルターからバンドパス、ハイパスフィルターへ変化し、左へ回すと、ハイパスフィルターからバンドパス、ローパスフィルターへと連続で変化します。
モジュレーション・マトリクス機能でも使用することが出来ます。
これは独特の効果がありますますので、デモムービー等で確認してください。
このARGON8の特徴でもあると言えます。
これは独特の効果がありますますので、デモムービー等で確認してください。
このARGON8の特徴でもあると言えます。
ちなみにフィルターのつまみを動かすとディスプレイにフィルターの様子が映し出されますので、現在フィルターがどのような状態となっているかは一目でわかるようになっています。
EG
エンベロープは基本的なASDR方式で、フィルター用、アンプ用、モジュレーション用の3つが用意されています。
基本的にはFILT-EG。AMP-EG、MOD-EGのいずれかのボタンを押せば、その押したEGを変更出来ますが、いずれかのボタンを押したままつまみを回せば、すべてを同時に変更することも出来ます・
基本的にはFILT-EG。AMP-EG、MOD-EGのいずれかのボタンを押せば、その押したEGを変更出来ますが、いずれかのボタンを押したままつまみを回せば、すべてを同時に変更することも出来ます・
FX
エフェクターは3系統用意されています。
リバーブ、ディレイ、コーラス、フランジャーなどスタンダードなものや、ローファイ、ロータリーなどの60個のファクトリー FXが用意されています。
各エフェクトにはA~Eにそれぞれパラーメータが割り当てられており、調整出来るようになっています。
各エフェクトにはA~Eにそれぞれパラーメータが割り当てられており、調整出来るようになっています。
特に良かったのは、ディストーションで通常のギター用の歪みのイメージではなく、シンセ用にチューニングされているようなイメージで過激な音色変化ですが音が割れている感じはありません。
どちらかというとポリモジュレーションに近い感じです。
Modulation
11のモジュレーション・ソースと52のモジュレーション・デスティネーションを備えた、モジュレーション・マトリクスを搭載しています。
8系統のモジュレーション・スロットを使用して、モジュラー・シンセサイザーのような自由な音作りが可能です。
ユーザー自由に設定できる8系統の他に、よく使用するソースとデスティネーションの組み合わせが設定された、4系統の固定ルーティングも用意されています。
Sequencer/Arpeggiator
また、アルペジエーターを搭載しています。
本体のキーボード、USBまたはMIDI接続された機器からノート情報が入力されると機能します。
本体のキーボード、USBまたはMIDI接続された機器からノート情報が入力されると機能します。
テンポは外部クロックとも同期可能で、スウィングやゲートの長さの調整もできます。
「MODALapp」「MODALplugin」ソフトウエア
ARGON8 は MODAL シンセサイザー専用のエディターソフト MODALapp に対応しています。
MacOS と Windows やiOS、Android端末でパラメーターを画面上で確認しながらエディットが可能です。
パッチやパッチバンクの管理も簡単に行うことが出来ます。
iOS と Android は画面タッチによるエディットが可能ですので、本体のノブとスイッチと併用して使い勝手が飛躍的に向上します。
さらに VST3 / AU プラグイン・バージョンMODALプラグインでDAW で ARGON8 をソフトウェア・シンセサイザーのように扱うこともできます。
MPEに対応
ARGON8 は電子楽器の新規格MIDI Polyphonic Expressionに対応しています。
MPE に対応した外部コントローラーを ARGON8 に接続して、今までの MIDI よりもさらに繊細な演奏が可能になります。
このように多彩な機能と魅力的な音色をもったARGON8!
さらに驚くべきはそのリーズナブルな価格です、この記事の投稿時点ですが、鍵盤付きで90,000円前後。
モジュール版は75,000円前後で販売されています。
また、ARGON8は基本8音ポリフォニックなのですが、キーボード版とモジュール版の「ARGON8M」をMIDI接続して「ポリチェインモード」にすると16音ポリフォニックのシンセとして使用することも可能となっています。
また、ARGON8は基本8音ポリフォニックなのですが、キーボード版とモジュール版の「ARGON8M」をMIDI接続して「ポリチェインモード」にすると16音ポリフォニックのシンセとして使用することも可能となっています。
非常におすすめなシンセサイザーです。
MODAL / Argon 8
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