UJAM - Symphonic Elements STRIIIINGS
【新製品・30%OFF】PluginBoutiqueにてストリングス・アンサンブル用バーチャル・インスツルメンツ、UJAM『Symphonic Elements STRIIIINGS』が12月16日(現地時間)まで、発売記念特価セール中!
通常価格17,610円が12,400円で販売中です。(価格は為替により変動します)
UJAM - Symphonic Elements STRIIIINGSはパワフルな機能を持つストリング・アンサンブル専用のバーチャル・インスツルメンツです。
同社のVirtual GuitaristやVirtual Bassistと同様のインターフェイスでこれらを所有している方は違和感なくお使い頂けると思います。
美しいストリングスがプリセットで多数用意されており、詩的で表現力に優れたストリングス・アンサンブルを作ることが出来るようになっています。
このプラグインの制作者は世界の偉大な映画作曲家の一人であるハンス・ツィマー。
ハンスは、数十年に渡って蓄積してきた伝説的な弦楽器の録音を、
STRIIIINGSで使用するために惜しみなく提供しています。
世界屈指のステージで演奏され、録音されたものを、彼のリモート・コントロール・スタジオでボリス・サルチョーがプロデュース!
世界トップクラスのストリングスセクションのフレーズ、ストリングスアレンジを、UJAM による新しいクリエイティブなパフォーマンスとサウンドデザインエンジンにより60種類の演奏スタイル、200種類以上のサウンドデザイナーのプリセットとして用意しています。
さらに、カスタマイズ可能な内蔵サウンドデザインツールにより、極めてナリュラルな出音とモダンな雰囲気をユーザーの楽曲に加えることが出来ます。
それでは早速見ていきたいと思います。
まずは上部のメニュー・バー部分です
Symphonic Elements STRIIIINGS インターフェイスのメニュー・バーでは、プリセットのロードと保存を行えます。
また、管理機能も搭載しています。
ご覧のように、プリセットブラウザは、プリセットのリストを選択することが出来ます。
200近くのファクトリー・プリセットが同梱されています。
Symphonic Elements STRIIIINGSの概要を把握するには、まずこのプリセットを選んで試聴してみるといいと思います。
200近くのファクトリー・プリセットが同梱されています。
Symphonic Elements STRIIIINGSの概要を把握するには、まずこのプリセットを選んで試聴してみるといいと思います。
インストールしたばかりの時は、工場出荷時のプリセットが表示されるだけですが、
「Save as...」にて最初のオリジナル・パッチを保存するとユーザープリセットが表示され選択出来るようになります。
Interactive Keyboard
キーボードはスタイルフレーズ選択、ベースノートとプレイレンジの3つのセクションに分かれています。
すべてのストリングスはあらかじめ定義されたパートを演奏するので、すべてのスタイル・プリセットは低弦と高弦の小編成のストリングスセクションとなっています。。
このサンプルパックはあくまでストリング・アンサンブル用のバーチャル・インスツルメンツですので、ソロまたは、細かい弓の奏法ような複雑なディテールのコントロール等はありませんが、その分、シンプルで素早くストリングス・トラックを作ることが出来るようになっています。
Style Phrases
C#1-B1 レンジのキーは、現在選択されているスタイルのフレーズを再生します。
以下のようなキーがあります。
・White keys: C, D, E, F, G, A →フレーズ 1-6
・Black keys: C#, D#, F#, G# →追加スタイル 1-4
・Black key: Bb → エンディング用フレーズ
・White key: B →ストップキー(Latch modeの場合。このキーを押すと再生が停止します。)
※Symphonic Elements STRIIIINGSでは、リアルタイムでフレーズを切り替えることができます。
パフォーマンスを中断することなく フレーズキーを素早く切り替えて、自分だけの面白いフレーズを作ることも出来るようになっています。
Bass Notes
MIDIキーボード(C2 - B2)の範囲では、ベースの音程を指定しプレイレンジで演奏されたコードとは独立して音を鳴らすことができ、一般的にいう「分数コード」を演奏する事が出来ます。
Symphonic Elements STRIIIINGSの弦楽器セクションでは、この後ご説明する「Play Range」で「High Strings」をコントロールし、「Bass Notes」では「Low Strings」をコントロールします。
例えば、「Play Range」でD-Majを指定し、「Low Strings」でF#を指定すると「D/F#」のコードで演奏が行われます。
例えば、「Play Range」でD-Majを指定し、「Low Strings」でF#を指定すると「D/F#」のコードで演奏が行われます。
Play Range
キーボードの右の部分はプレイヤーが演奏するコードを決定します。
内蔵のコード認識機能は、演奏する音符やコードをマッピングします。
コードはmaj, min, sus2, sus4, 7, dimが用意されています。
PitchWheel and Modwheel
ピッチ・ホイールとモジュレーション・ホイールにより多くのダイナミックな操作を可能にし、演奏をコントロールします。
PitchWheel
ピッチベンドコントローラーまたはピッチホイールを使用して、「High Strings」と「Low Strings」音量を制御してクロスフェードを行うことができます。
Modwheel
モジュレーション・コントローラーまたはモジュレーション・ホイールは、デクレッシェンド・エフェクトを作成します。
これは単純に音量を下げるのではなくSTRIIIINGSのトーンも柔らかく下げることにより、抑揚を付けるためには最適ではないかと思います。
Style Selector
ここではスタイルを選択します。
アルペジオ、ドラマチック、エピック、フレンドリー、サスティーンのカテゴリーがあり、それぞれにスタイルが用意されています。(合計60種類)
すべてのスタイルは6つのフレーズと4つの追加フレーズのセットになっています。
フレーズは、左から右へと強弱の強い順に並べられています。
Sync & Key
Sync
Symphonic Elementsは常にお使いのDAWと同期して再生されます。
同期には2つのモードがあります。
「Note」モードでは、MIDIキーボードで音を弾くたびに、すぐにフレーズをトリガーし演奏が開始されます。
「Beat」モードではMIDIキーボードで音を弾いた後、Symphonic Elements STRIIIINGSが
次の拍(四分音符)まで待ちます。
自動的に四分音符のクオンタイズがかかっているようなものと理解すればいいと思います。
自動的に四分音符のクオンタイズがかかっているようなものと理解すればいいと思います。
Key
Micro Timing Parameters
「Interactive Keyboard」隣の「Timing」アイコンをクリックするとタイミングパラメータの選択画面が表示されます。
Speed
スピードスイッチでSymphonic Elementsを半分(0.5倍)または2倍(2倍)にすることができます。
Swing
この機能はシーケンサーによっては「シャッフル」とも呼ばれ、独特の跳ねるビート感を付けることが出来ます。
Latch
ラッチを有効にすると、プレイレンジのキーを押すと、シンフォニックのストップキーを押すまで、エレメンツは演奏を続けます。
ラッチがオフの場合、あなたがプレイレンジで最低1つのキーを押しているときにだけ演奏します。
サスティーンペダルを一時的なラッチとして使用することも出来るようになっています。
Low and High Strings
Symphonic Elements STRIIIINGSは、ストリングスセクション全体を2つの異なるサブセクション(低音弦と高音弦)に分けて、それぞれ設定する事が出来るようになっています。
「Low Strings」セクションには主にチェロとコントラバスが、
「Higt Strings」セクションは通常、ヴィオラとヴァイオリンで構成されています。
「Low Strings」セクションや「Higt Strings」セクションをミュートしたり、クロスフェーダーを使用してクロスフェードしたりすることができます。
Character FX
各セクションで使用可能なキャラクターノブは、EQ、コンプレッサー、LoFi、Tubeサチュレーション/ディストーションなど30種類のエフェクトが用意されています。
単なる整音だけではなくそのセクションのサウンドキャラクターを劇的に変えることも出来ます。
Motion FX
モーションFXセクションは、Gaters、Auto-Filter、Chorus、Delayなどのエフェクトアルゴリズムが用意されていて、音質の調整や変化というよりは、ストリングス・セクションにドラスティックなリズムを加えるためのエフェクトセクションです。
コーラスやフランジャー、フェイザーなどもプリセットにはありますので、通常のエフェクターとしても使えます。
Focus EQ
Focus EQは3バンドのパラメトリック・モーフィングEQで、内部的にはEQ周波数とQファクターを備えていますが、コントロールは1本のスライダーのみで簡単に設定出来るようになっています。
ローエンドをより増強したり、ハイエンドをよりシルキーにしたり、LowとHighストリングスのセクションをソニックス的に分離するのにも最適なツールです。
各スライダーのEQ設定は以下のとおりです。
Left → 低域をブーストし高域を減らします。
1/2 Left →ローミッドをブーストします。
Center→ドライサウンド
1/2 Right → ハイミッドを減らし、シルキーなサウンドにします。
Right →高域をブーストします。
Decay
DECAYスライダーでは、フレーズ内の個々のヒットの長さを調整することが出来ます。
デフォルトの位置は右に設定されています。
左側いっぱいにすると俗に言うスタッカート的な演奏になります。
DECAY スライダーの下にある LINK ボタンをクリックすると、両方のセクションの DECAY をリンクすることができます。
The Finisher Section
Finisherはこのプラグインのもう一つの顔ともいうべき、セクションで、STRIIIINGSを単なるストリング・アンサンブル用プラグインに留めていない重要な要素だと思います。
Finisherはクリエイティブなマスターエフェクトとして、シンプルなモジュレーションからクレイジーなエフェクトまで、あらゆる種類のエフェクトを搭載しています。
また、オリジナルのサウンドとはかけ離れたFX音にするエフェクトも用意されています。
Finisher Mode Menu
フィニッシャーモードのプリセットは20種類用意されています。
プリセット名のいずれかをクリックすると、全リストが表示されます。
Highlighter
Highlighterは、24dBのマルチモードシンセサイザーフィルターです。。
ノブを左に回すとローパスフィルター、右に回すとハイパスフィルターとなります。
ストリングス音色には通常必要ありませんので、レゾナンスは搭載されてません。
ストリングス音色には通常必要ありませんので、レゾナンスは搭載されてません。
Ambience
Ambienceはピンポンディレイも搭載されていますが、基本的にはコンボリューション・リバーブです。
フィニッシャーの後に追加されるエフェクトで30種類のアンビエンス(リバーブ)から選択できます。
Crossfade
このスライダーは、ローストリングスセクションとハイストリングスセクションをクロスフェードさせることが出来ます。
クロスフェーダーのポジションは、ピッチホイールの中心値となります。
MIDI Learn & Automation
STRIIIINGSの各種コントロールをMIDI キーボードや他のコントローラのハードウェアからMIDI Learn機能を使ってアサインすることができます。
Elements STRIIIINGSでDAWのMIDI Learnコンテキストメニューを開き設定します。
また、すべてのコントロールを自動化することができます。
フレーズセレクトキーとの組み合わせれば、非常に強力なコントロールが可能、よりダイナミックなパフォーマンスを実現します。
例えば、FINISHERやフェーダーを使ってダイナミックなトランジションを作成したり、スイッチを使って自動化したりすることができます。
まったく鍵盤が弾けなくても、高度なストリングスフレーズを簡単に作れるSTRIIIINGS
もちろん機能的にはもっと高価で複雑なストリングスセクションを作れるバーチャル・インスツルメンツは他にもありますが、ベーシックなストリングスからFX的なストリングまで、これほど簡単に比較的安価で高品位なストリングス・フレーズを作れるのは他にはないと思います。
もちろん機能的にはもっと高価で複雑なストリングスセクションを作れるバーチャル・インスツルメンツは他にもありますが、ベーシックなストリングスからFX的なストリングまで、これほど簡単に比較的安価で高品位なストリングス・フレーズを作れるのは他にはないと思います。
ベーシックなストリングスからFX的なストリングまで幅広く制作できます。
デモ版も用意されていますので興味のある方は。ぜひ検討してみてください。

- 関連記事
-
- UJAM Beatmaker - CIRCUITS レビュー クラシックな初期のデジタル&アナログ・ドラムマシンのサウンドとグルーブを再現したプラグイン・インストルメント
- 【約49%OFF】PluginBoutiqueにてバーチャルビートメーカープラグイン、UJAM『KANDY』が10月31日(現地時間)までの特価セール中!
- UJAM - BRUTE レビュー コンテンポラリーでヘビーなドラム・サウンドのバーチャルドラマー
- UJAM - Symphonic Elements DRUMS レビュー ハンス・ジマーによる、映画のようなバーチャル・インストゥルメント ドラム音源
- UJAM - NEMESIS レビュー DJ Rusherによるサイバーパンクビート・ドラムマシン
- UJAM - Symphonic Elements STRIIIINGS レビュー ストリング・アンサンブル用バーチャル・インスツルメンツ