2023年
04月
26日 00:47
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【約70%OFF】 PB独占! Kontakt用音源UNDRGRND Soundsの『Redlight』が4月30日(現地時間)までの特価セール中!ヴィンテージ・シンセサイザーのサウンドとKontakt機能を融合させた音源です
UNDRGRND Sounds - Redlightレビュー NI Kontakt用音源

NI Kontakt用音源 UNDRGRND Sounds『Redlight』
ヴィンテージ・シンセサイザーのアナログ・サウンドとKontakt機能を融合させた音源です!
ヴィンテージ・シンセサイザーのアナログ・サウンドとKontakt機能を融合させた音源です!
Pluginboutique様より製品をご提供を頂きましたのでレビューして行きたいと思います。
この場をお借りしてPluginboutique様並びに関係者様に感謝致します。
アナログのクラシックなサウンドからカスタムで作成された60以上の音源を収録したRedlightは、ハードウェアにインスパイアされた本格的なエレクトロニック・ミュージックを作成するために必要なサウンド・ベースを提供します。
Redlightには、ベース、シークエンス・リード、ハーモニー・コード・セットを含む139種類のプリセットが搭載されており、プリセットとしてはコードセットが多く収録されています。
LFO、マルチレーン・ステップ・シーケンシング、パワフルなFXルーティングとシグナル・プロセッシングを搭載したパワフルなFXとシーケンシング・アーキテクチャにより、プリセットを微調整したり、独自のカスタム・サウンドを最大限の柔軟性を持って作成することができます。
それでは詳しく見ていきたいと思います。
それでは詳しく見ていきたいと思います。
マルチサンプルソース
シンセ画面上部にはマルチサンプルソースの画面があります。
SOURCE1とSOURCE2の2種類のマルチサンプルをレイヤーで発音させることができます。
SOURCE1とSOURCE2の2種類のマルチサンプルをレイヤーで発音させることができます。
このパネルの青いランプを押すと音源のオン/オフが設定できます。
マルチサンプルソースは「SYNTH」「BASS」「CHORD」の3種類のカテゴリーがありプログラムが用意されています。
エディットパラメータは非常にシンプルな構成で、ADSRエンベロープとフィルターのカットオフ、レゾナンス、後はヴォリュームとパンが用意されています。
フィルターは、ローパス、ハイパス、バンドパスなど40種類が用意されていて、後述するシーケンサーにてリズミックに制御することが可能となっています。
フィルターは、ローパス、ハイパス、バンドパスなど40種類が用意されていて、後述するシーケンサーにてリズミックに制御することが可能となっています。
Randomizeボタンを押すと、Redlightsのマルチサンプルライブラリからランダムに音源が選択されます。
エフェクトセクション
エフェクトセクションは以下の6つのエフェクトがシリアル接続されています。
CHORUS
クラシックなコーラス効果を得ることができます。
DEPTHでコーラスの深さを、SPEEDで効果の速さはを調整することができます。
PHASEとRETURNはウェット/ドライとして機能します。
DELAY
こちらもクラシックなディレイエフェクトです。
TIMEはディレイのレートを設定し、DAMPは周波数を減衰させます。
PANは信号を左右にパンニングするのを調整し、FEEDBACKはディレイの長さを決定します。
TIMEはディレイのレートを設定し、DAMPは周波数を減衰させます。
PANは信号を左右にパンニングするのを調整し、FEEDBACKはディレイの長さを決定します。
残念ですが、DAWのテンポに同期させることは出来ない仕様になっています。
REVERB
Redlightには、豊富なコンボリューションリバーブが搭載されています。
PREノブを使ってリバーブのプリディレイを決定し、SIZEでリバーブ空間のサイズを決定します。
ハイパスフィルターも装備されていてRETURNンでかかり具合を調整できます。
ルーム、プレートなど18種類のリバーブタイプが用意されており、インパルスデータも多数選択することが出来るようになっています。
LO-FI
Lo-Fiエフェクトは、複数のモジュールを1つのエフェクト・ユニットに組み合わせて、ビット数とサンプルレートの特性を調整して、ビット潰しをすることが出来るようになっています。
一方、NOISEとCLOURは高調波歪みとバックグラウンドノイズを加えることができます。
DISTORT
真空管またはトランジスタ・ディストーションから選択して、独自のドライブを加えることが出来ます。
PORTAMENT
通常はシンセサイザーのパラメーターとして装備されていますが、Redlightではエフェクトの1つとして装備されています。ポルタメント効果をオンにすると無効になります。
Mod-matrix
Redlight GUIの下部にあるMod-matrixは、いくつかの主要なパラメータのLFOでモジュレーションすることが出来ます。
変調できるパラメータは、ボリューム、パン、ピッチ、カットオフ、レゾナンスです。
それらのそれぞれのパラメータは、以下の変調ソースを使用して個別に変調することができます。
Shape
このドロップダウンは、LFOの波形の形状を決定します。
Retrigger
このパラメータは、新しいノートがトリガーされるたびにLFOの動作を開始するかどうかを決定します。
Sync
このパラメータは、LFOを同期させるかどうかを決定します。
1/1は1小節に1回、または1/16は1小節に16回を意味します。
Freq
このパラメータは、Sync OFF時に波形の速度を周波数として決定します。
Depth
モジュレーションの深さを調整して、個々のLFOが影響を受けるパラメータの量を決定します。
シーケンサーセクション
画面右下のシーケンサーボタンを押すことにより、シーケンサー設定画面に入ることができます。
このシーケンサーがRedlightのいちばんの特徴で多彩なサウンドを生み出すことができるようになっています。
ARP
これは一般的に言うアルペジエーターで発音(トリガー)を指定できます。0は休符、バーの長さを調整することにより音量を変えることができます。
Sequencer 1
シーケンサー1は、ボリューム、パン、ピッチを設定出来るシーケンサーです。
ピッチの値は半音、パンはステレオ空間上で位置を設定出来ます。
Sequencer 2
シーケンサー2はシーケンサー 1 と同様の動作をしますが、ボリューム、パン、ピッチの代わりにディケイ、フィルター、レゾナンスを設定する事が出来ます。
Effects
最後のシーケンサーは0から100までの値に対応しており、その値がエフェクトのリターンとなります。
Lo-Fi、Delay、Reverb の値はすべてこのシーケンサーでドライ/リズミック・スポット・シーケンサーとして使用することができます。
またシーケンスデータはコピー、ペーストが可能です。
さらにランダムボタンを押すことで無限に近いシーケンスパターンを生み出すことができるようになっています。
Redlightはぱっと見シンセサイザーとしてのパラメーターが少なく、音作りの幅が狭い印象を与えるかもしれませんが、強力なエフェクトとモジュレーション、多彩なシーケンサーにより非常に幅広いトラックを作り出すこともできる音源であると思います。
使いこなせば使いこなすほど新たなトラックを無限に生み出すことができる素晴らしい音源です。
オリジナルデモムービー
筆者が音楽制作とビデオトラックを制作したUNDRGRND Sounds - RedlightのPlugin Boutique Japan公式CMです。
実際にプラグインの効果を確認出来ますのでご覧下さい。↓
こちらはコメントなしのバージョンです。
じっくりサウンドのみのを聞きたい方はこちらをどうぞ ↓