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Reveal Sound - Spire レビュー EDMの即戦力、それでいて音作りがしやすいと評判の800以上のプリセットをもつ定番ポリフォニック・ソフトウェア・シンセサイザー

Reveal Sound - Spire レビュー


Reveal Sound - Spire-main

Reveal Sound『Spire』
EDMの即戦力、それでいて音作りがしやすいと評判のポリフォニック・ソフトウェア・シンセサイザー
通常価格30,899円(投稿時・価格は為替により変動します)

→Reveal Sound『Spire』の詳細、購入はこちらから

Pluginboutique様より製品をご提供を頂きましたのでレビューして行きたいと思います。
この場をお借りしてPluginboutique様並びに関係者様に感謝致します。

オリジナルムービー


筆者が音楽制作とビデオトラックを制作したUNDRGRND Sounds - RedlightのPlugin Boutique Japan公式CMです。
ドラムトラック以外はすべてReveal Sound『Spire』にて制作しました。
実際にプラグインの効果を確認出来ますのでご覧下さい。↓



こちらはコメントなしのバージョンです。
じっくりサウンドのみのを聞きたい方はこちらをどうぞ ↓




商品概要


Reveal Sound『Spire』EDM系では最近よく話題になるソフトウェア・シンセサイザーでいわゆる定番音源と言われることが多いシンセです。
シンセリードから、FutureBASS系サウンド、存在感のあるシンセベースなど、EDMの即戦力としてすぐに活用でき、それでいて音作りがしやすいと評判になっています。

32/64ビットフォーマットのWindows/Macに対応し、800以上のプリセットを持ち、複数のモード(Classic、Noise、FMまたはHard FM、AMSync、SawPWM)を持つ4つのオシレーターをが特徴となっています。
各オシレーターには最大9ユニゾンが可能で、そしていくつかのユニゾン・モードが用意されています。
また、マルチモードフィルターが2つ搭載されているほか、数種類のエンベロープやLFOも搭載されていますので、非常にサウンドデザインの幅が広いソフトウェア・シンセサイザーといえると思います。

それでは早速細かく見ていきたいと思います。

DAWにSpireをロードすると、メインディスプレイが表示されます。

Reveal Sound - Spire-img1

オシレーター


左側に4つのオシレーターがあり、上部の4つのボタンで切り替えることができるようになっています。
オシレーターのレベルは、ディスプレイ上部のコントロールで簡単に調整したり、ミュートしたりすることができます。
また、便利なコピー/ペーストボタンは、あるオシレーターの設定を別のオシレーターに複製することができます。
各オシレーターは、クラシック、ノイズ、FMまたはハードFM、AMSync、SawPWMのモードのいずれかに設定することができます。
波形表示の左と右には、CtrlAとCtrlBと書かれたコントロールがあります。この2つのコントロールは、オシレーターの種類によって変化します。

クラシック・モードでは、CtrlAノブでノコギリ波か矩形波を選択でき、その2つをブレンドすることも可能です。
パルス幅の調整は、CtrlBノブで行います。
標準的なチューニングコントロールもここにあります(オクターブ、ノート、ファイン)。
最後のオシレーターコントロールは、フェーズの設定と、追加の波形を選択するためのものです。
この波形(49種類)には、メインの波形とレベルをミックスするためのウェット/ドライコントロールが付いています。
フェーズは、コントロールを30~1000の間で設定することにより、好きなところからスタートさせることができます。

ノイズモードは、ハイパスまたはローパスのフィルタリングを選択できるノイズジェネレーターです。実際のカットオフ周波数を(CtrlAで)調整したい場合は、Keyトラッキング機能をオフにする必要があります。
キーを有効にすると、キーボードがカットオフ量をコントロールします(高い音を出すとフィルターが開きます)。
レゾナンスは、CtrlBのノブでも調整できます。

FMモードは、49種類の波形の中から任意のものを選択し、それを正弦波でモジュレーション(FM変調)することができます。
周波数と量の設定は、CtrlA/CtrlBコントロールで調整できます。
AMSyncは、振幅モジュレーションとオシレーターシンクを組み合わせたものです。
このモードでは、CtrlAはノコギリ波と矩形波の間をブレンドし、CtrlBはモジュレーションの周波数を調整します。

SawPWMモードでは、CtrlAがノコギリ波と矩形波を切り替え、CtrlBが変調の周波数を調整します。このモードでは、CtrlAが4つの異なるタイプのノコギリ波形を切り替えます。
最初のタイプは基本的に通常のノコギリ波形で、他の3つのタイプは元の波形を2つ、3つ、4つのパーツに分割したものです。
パルス幅の制御は、分割されたそれぞれの部分に均等に作用します。

HardFMモードは通常のFMモードと似ていますが、より多くの倍音を出すことができ、CtrlBで周波数を段階的に変化させることができます。
このモードでは、ウェーブミックス機能により、現在の波形から次の波形へのブレンドが行われます。

Reveal Sound - Spire-img2

4つのオシレーターはそれぞれ、最大9ボイスのユニゾンを使用することができ、それぞれにDetune、Density、Wide(ステレオフィールドの幅)のコントロールを備えています。
もう一つの大きな特徴は、ユニゾン・モードの設定です。
これにより、ユニゾンボイスを自動的に1、2、3オクターブのユニゾン、マイナー3rd、パーフェクト5th、あるいはメジャー9thの設定を使用することができます。
このようなユニゾンモードは、オシレーターごとに合計18種類の中から選ぶことができます。

Reveal Sound - Spire-img3

フィルター


Spireには2つのフィルターがあり、パラレルまたはシリアルに設定できます。
どちらのフィルターも、Perfecto、Acido、Infecto、Scorpio、Comboの5つの異なるフィルターモードを備えています。
それぞれのモードには、ローパス、ハイパス、バンドパス、ノッチなど、が備えられています。
例を挙げるとAcidoはTB-303、InfectoはVirus TIのシミュレーションで、Comboのフィルターモードは櫛形フィルターを再現しています。
各フィルターのバランスを調整したり、2つのフィルターをリンクさせることも可能です。
どのフィルターも素晴らしい音でフィルターをスウィープも魅力的なサウンドを得ることが出来ます。


Reveal Sound - Spire-img6

エンベロープ


Spireの4つのエンベロープは同じもので、標準的なADSRコントロールに加えて、いくつかの追加設定がされています。
通常、ADSRエンベロープには、アタック、ディケイ、サステイン、リリースがありますが、Spireのエンベロープでは、Slope Time(Sustain設定からSlope Levelまでの時間)とSlope Levelもあります。

また、ステージはパワー、リニア、エクスポネンシャルなどの異なるカーブ設定にすることができます。 
エンベロープは通常、すべてのオシレーターのアンプリチュードコントロールですが、必要に応じてオシレーターの1つに別のエンベロープを割り当てることも出来るようになっています。

Reveal Sound - Spire-img4

LFO


4つのLFOも同様で、レート、ホストへの同期、位相と振幅の調整、モノまたはポリモードへの設定、フェードイン量などのコントロールを備えています。
LFOはメインディスプレイ上で2つのペアに分かれており、下部のボタンで切り替えることができるようになっています。
52種類のシェイプが用意されており、スライダーコントロールを使って新しいシェイプを変化させることが出来るようになっています。

エンベロープとLFOの各セクションの右側には、モデュレーションのターゲットを設定するための設定があります。
LFOとエンベロープには、それぞれ2つのターゲットを使用できます。
それぞれのターゲットには、量(amt)とベロシティノブがあり、それらを調整することもできます。モデュレーションのターゲットには、およそ使うであろうすべてのターゲットが設定できる印象です。

ステップシーケンサー&アルペジエーター


Reveal Sound『Spire』にはステップシーケンサーとアルペジエーターも搭載されています。

Reveal Sound - Spire-img10



シーケンサーでは、ステップごとにカスタマイズされた波形を使用することができ、シーケンスのセクションをループさせてホストに同期させることもできます。
シーケンサーでは、ステップ内の波形を乗算することができるので、1ステップにつき最大4回の再生が可能です。

Reveal Sound - Spire-img11

アルペジエーターは、通常のタイプのモード(アップ、ダウン、アップ/ダウンコード、ランダムなど)、ゲートの長さ、タイム、スイング、オクターブの設定が可能です。
さらに、いくつかのベロシティモードを選択できます。
ステップ・シーケンサーとアルペジエーターは、モジュレーション・マトリクスを使ってさまざまなタイプのターゲットに割り当てることができます。

Reveal Sound - Spire-img9


モジュレーション


モジュレーションを割り当てるには、ディスプレイの下部にあるマトリックスボタンをクリックします。
モデュレーション・マトリクスは5ページに分かれており、各ページには3つのスロットが用意されています。
各スロットには2つのソースを使用でき、最大4つのモデュレーション・ターゲットを設定できます。スライダーで各ターゲットのモジュレーション量を調整できます。
左側にある4つのModノブは、Modマトリクスで必要なものにアサインでき、また、それ自体をモジュレーションのターゲットにすることもできます。
Spireではほとんどすべてのものをモジュレーションでき、豊富な音色バリエーション秘めていると思います。

Reveal Sound - Spire-img5


エフェクト


Spireには、Shaper、Phaser/Vowel、Chorus/Flanger、Delay、Reverbの5種類のエフェクトが搭載されています。
シェイパーには11種類のモードがあり、プリセットのオーバードライブ/ディストーション・サウンドの幅を広げることができます。
Phaser/VowelエフェクトはPhaserの周波数コントロールにLFOをかけてレートを調整ししたり、マトリックスを使って、モジュレーションホイールコントロールをフィルターのバランスを割り当てるなどが出来ます。
Chorus/Vowelエフェクトも定番のエフェクトで即戦力と言えると思います。
Delay、リバーブもコントロールも充実していて、プリディレイ等の設定はホストのテンポに同期させることができます。
さらにコンプレッサーとEQセクションも搭載されています。


その他の機能


Spireには他にも、マイクロチューニング、複数のディスプレイサイズ、追加のスキン、MIDIの学習などの機能があります。
また、プリセットの作成も比較的簡単で、ほぼすべての機能が1つの画面に表示されているので、一目で状況を把握することが出来るようになっています。
シンセサイザーの基本的な構成がわかっている方でしたら、マニュアルを見なくてもオリジナル音色が作れると思います。

まとめ


サウンドはやはり素晴らしいですね。多方面で高い評価を得ているのがわかるような気がします。
プリセットも使えるものばかりで、プリセットを選んで使用するだけでEDMの定番シンセはほとんど網羅できると思います。
個人的にはPLUCK系の音色が気に入っています。

決して安価ではありませんが、クオリティーでこの値段は非常にお買い得だと思います。

デモムービー





システム要件


Mac

64ビット版のみ
MacOS 10.8以上が必要(Intel / M1 Apple Silicon対応)(64ビットのみ)
最新のIntel、M1またはAMDプロセッサーが必要
AU、VST、AAX

PC 

Windows 7 - Windows 11 (32ビット/64ビット)
最新のIntelまたはAMDプロセッサーが必要
VST、AAX

対応するホストソフトウェア


Ableton Live
Bitwig
Cubase
Logic Pro
Pro Tools
Reaper
Studio One



サウンドハウス

LC_Banner600x100JPN.jpg

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