2023年
04月
26日 00:31
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MeldaProduction - MGranularMB レビュー 驚異的なモデュレーション機能、パワフルなグラニュラーシンセシスエンジンとモジュレータを搭載したエフェクト・プラグイン
MeldaProduction - MGranularMB レビュー
MeldaProduction『MGranularMB』
Pluginboutique様より製品のご提供を頂きましたのでレビューして行きたいと思います。
この場をお借りしてPluginboutique様並びに関係者様に感謝致します。
MeldaProduction『MGranularMB』は驚異的なモデュレーション機能、パワフルなグラニュラーシンセシスエンジンとモジュレータを搭載し、最大6つの周波数帯域で使用できるエフェクトプラグインです。
まずは適当なソースでプリセットを聞いてみましたが、正直に言うと実用に耐えないほど強力なサウンドを出します。
グラニュラー・シンセシスは、処理するオーディオに合わせて調整する必要がありますが、プリセットはかなりエフェクティブで、FX的な仕様を考慮していると思われます。
個人的にはドライ・ウエットやモジュレーション量を下げて使用することになりそうです。
個人的にはドライ・ウエットやモジュレーション量を下げて使用することになりそうです。
MGranularMBは2つの表示オプションがあります。
あらかじめ定義されたコントロールのあるシンプルな画面と
「EDIT」ボタンを押すことで表示されている完全にすべてのパラメータにアクセスできる画面です。
モジュレーション・オプションも強力で、4つのモジュレーター・があります。
グラニュラー・シンセシスのサウンドは発振するモジュレーションによって、使い物にならないほどになってしまいます。
とはいえ、LFOを使えば、たとえばベース・エンドのピッチを一定の範囲でスイープさせたり、ミッドバンドの高域を上下にバウンドさせたりすることが出来ます。
サイドチェインも強力な機能で、入力されたオーディオではなく、外部信号を使用しグラニュラーを定義します。
さらに、オートチューナーエフェクトや特定のパラメーター、あるいはパッチ全体をランダム化する機能も備えています。
また、個人的にはソースや再生環境もないので試せませんが、8チャンネルサラウンドを処理することができます。
万人が日常的に使用するようなものではないかもしれませんし、インターフェースは好みがが分かれる。
とにかく、プリセットはかなり極端なエフェクトで誤解を招くと思います。
その辺を理解して使いこなせば、基本的なシグナル・プロセッサーとして非常に魅力的なプラグインであるといえます。
その辺を理解して使いこなせば、基本的なシグナル・プロセッサーとして非常に魅力的なプラグインであるといえます。
より穏やかなセッティングすることで、ドラムループを強化や、あらゆるソースを驚くほど温かみのあるサウンドに仕上げることもできます。
また、トップエンドに心地よいエフェクトを加え、クリーンすぎる信号に独特の存在感を与えることができます。
この価格で、これだけの機能があるシグナル・プロセッサーはなかなか無いと思います。
個人的にはじっくりと使っていきたいプラグインエフェクトだと思いました。
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