2022年
10月
13日 15:24
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Eventide - Physion Mk II レビュー トランジェントとトーナルに分割エフェクト処置処理をし、再び一緒にして 出力する新次元のマルチ・エフェクト・プラグイン
Eventide - Physion Mk II レビュー
【約80%OFF】Pluginboutiqueにて、トーナル&トランジェント・プロセッサーにポリフォニック・ピッチシフターが追加された新次元のマルチ・エフェクト、Eventide『Physion Mk II』が10月31日までセール中!
Pluginboutiqueより製品をご提供を頂きましたのでレビューして行きたいと思います。
この場をお借りしてPluginboutique様並びに関係者様に感謝致します。
商品概要
Eventide『Physion Mk II』はアメリカ、ニュージャージー州のEventideが6年前に発売した先進的なマルチエフェクト・プラグイン『PhysioI』のアップデート版です。
Eventideは何十年にも渡って 革新的な製品を作り出していると言う印象です。
エフェクト処理に対するクリエイティブな新しいアプローチを絶え間なく追求することで、その成果を出し続けています。
H-SeriesエフェクトからマスタリングプラグインのNewfangledラインまで、同社は常に進化するというコンセプトで製品を作り続けているメーカーです。
Physion MkIIは、世界トップクラスのEventideエフェクトとStructural Split技術で構成されており、ユーザーはサウンドをトランジェントとトーナルの構成要素に分割し、別々に処理し、再び一緒にして、 出力することができるようになっています。
GUIはSplit EQと同じように再設計され、同社のStructural Effectライン全体で一貫した外観を実現している印象です。
グローバルなA/B比較と便利なUndoとRedoコントロールは、Physion Mk IIをよりプロフェッショナルなサウンドデザインツールに引きあげ、マウスホバーツールは、マニュアルに頼ることなく、すべてが何をするのかをより簡単に見ることがができるようになりました。
新機能ポリフォニック・ピッチ・シフト
エフェクト
また、エフェクトには、ゲーティング、ピンポン、クリスタルモードを備えたクラシックなEventide リバースディレイ、Physionの姉妹プラグインであるSplitEQから取り入れたフィルター、ダイナミクスエフェクト用のSide Chain Inputsが含まれています。
具体的にはトランジェン・トエフェクトは、ディレイ、タップディレイ、ダイナミクス、フェイザー、リバーブ、ゲート+EQ、リバースディレイの7種類を用意
トーナル・エフェクトはディレイ、ダイナミクス、ピッチ、コーラス、リバーブ、トレモロ、EQ、リバースディレイの8種類
サウンドのトランジェント、トーナルのスプリットは、4つのPhysion Mk II Structural Splitコントロール・ダイヤルで微調整が可能です。
Structural Splitエリア
通常のエフェクト構成は、Physionの中央のStructural Splitエリアに依存しています。
Physion Mk IIをシンプルなパラレルエフェクトプロセッサとして使用するために、Structural Splitを非アクティブにすることができます。
これは、シンプルにEventideのユニークな付属エフェクトのいくつかにアクセスしたい時に有効ですが、ほとんどの場合、Physion Mk IIは、トランジェントとトーンのレイヤー間で入力信号をリアルタイムに分割し、個別に処理するように設計されているため、デフォルトの画面で使用することをおすすめします。
また、Physion MK IIのメイン・リアルタイム波形ディスプレイは、トランジェントが上、トーンが下と、2つのフェーズを明確に区別し、シンプルなバランス・スライダーで2つのレイヤー間を調整することができます。
また、ソースタイプのメニューボックスには、さまざまなオーディオソースのためのアルゴリズム・チューニングと、分離タスクのためのプリセットが用意されています。
一般的には、Physion Mk IIで処理したいオーディオとソースタイプを一致させるのがベストだと思いますが、さまざまな音源でさまざまなチューニングを試してみてください。
また、各レイヤーのゲインセクションの右側、レベルメーターの下にあるヘッドフォンアイコンを使って、簡単にソロにすることができます。
Eventideは、このプラグインが提供できる包括的なエフェクトに素早くアクセスできるように、プリセット500種類用意して、微妙なものから極端なものまで、様々な効果が用意されています。
Physion MK IIは、さまざまなステージミックスへの応用が可能ですが、サウンドデザインツールとしても優れており、あらゆる素材の加工処理、ハーモニーの豊かさ、空間表現などを簡単に実現することができます。リミックスパートの再解釈や、古くなった素材に新しい生命を吹き込むのに最適です。
まとめ
モジュレーションセクションが無いようですので、 今後追加されればよりエフェクティブなサウンドを作り出すことができると思います。
さらに、各レイヤーに複数のエフェクトを追加できるようになれば、サウンドデザイン能力が大幅に向上します。
とはいえ、近年登場した新しいサウンドデザインツールの中で非常に独特なプラグインで、 他の製品での代替品を見つけることができません。
将来的にも、Eventideが新しい機能、効果、可能性を追加し続けると思いますので、 これからも長く使っていきたいと思わせるプラグインセットです。
※既存のユーザーとSplitEQの所有者は割引の対象となり、30日間のデモも用意されています。
主な特徴
- (新機能)SIFT (Spectral Instantaneous Frequency Tracking) テクノロジーに基づくNEWポリフォニック・ピッチシフト・アルゴリズム
- ゲーティング、ピンポン、クリスタルの各モードを備えた新リバースディレイ
- ダイナミクスプロセッサー用サイドチェイン入力
- (新機能)SplitEQから直接導入された最先端のフィルター
- (新機能) リサイズ可能なGUIとスクロール波形表示、使いやすいレイアウト
- トランジェントとトーナル・ストリームにEventideエフェクトを搭載
- Eventideの改良されたStructural Splitテクノロジーにより、トランジェントとトーナル・エフェクトを別々に処理可能
- トランジェントとトーナル出力レベルのコントロール
- 微調整と実験のためのアンダーライン・スプリットのコントロール
- プリセット・ライブラリ500以上
- A/B比較とUndo/Redoにより、開始位置を見失うことなくアイデアを探索するのが簡単です。
- 3つのカラースキーム。ノーマル、ダーク、カラーブラインドのアクセシビリティ
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