2023年
01月
12日 00:04
-
コメント
Vengeance Sound - VPS Avenger レビュー アナログ、サンプルベース、ウェーブテーブルシンセシスなどワークステーションスタイルの巨大な構造のバーチャル・シンセ・プラグイン
Vengeance Sound - VPS Avenger レビュー
Vengeance Sound『VPS Avenger』
商品概要
Vengeance Sound『VPS Avenger』は、アナログ、サンプルベース、ウェーブテーブルシンセシス、シーケンサー、フィルター、エフェクト、モジュレーションを備えたワークステーションスタイルの巨大な構造のバーチャル・シンセ・プラグインです。
個別に制御可能な8つのOSCモジュール、ステップシーケンス、アルペジオなど、多くの機能を備えています。
FM、減算方式、ウェーブテーブル、デジタルモジュラー・シンセシスが可能なVPS Avengerは、出音にも定評があり、多くのミュージシャンに最高水準の強力なシンセサイザーとして高く評価されています。
いちばんの特徴でもあるオシレーター・トランスフォーメーションパラメータは、使い方次第でサウンドを劇的に変化させたり、壊したりすることができる比類のないものです。
FM、ウェーブテーブル、減算方式の各シンセシスを1つのオシレーターモジュールで実現することさえ可能で、シネマティックな黙示録的シーケンスやアナログ・ベース・サウンド、高鳴るリードやサイケデリック・パッドまで、 様々な多彩なサウンドを出すことができるようになっています。
VPS Avengerはこのシンセシス機能に加えて、高機能なドラム・サンプラーやシーケンサーにより、トラック全体のコンポーザーとして使用することも出来るようになっています。
シーケンサーとサンプラーのインターフェイスは、DAWの操作に慣れている人なら誰でも簡単に使うことができると思います。
また、付属のドラムキットやシーケンサーパターンのプリセットにより、クリエイティブな作業を簡単に行うことができます。
ドラム、ベース、シンセを制作したら、機能豊富なミキサー・モジュールでミックスし、各サンプルとサウンドを個別にコントロールすることができます。
エフェクトも豊富で、4つのエフェクトバスには最大8つのエフェクトを使用することが出来ます。
その他にも強力なルーティング、サンプルインポート機能、47のフィルタータイプ、ドラッグアンドドロップモジュレーション、ベクトル化されたリサイズ可能なGUI、複数のアルペジエイターとステップシーケンサー、16のサブアウト、900以上のプリセットなど、VPS Avengerはあらゆる面で他のソフトシンセを圧倒してる印象です。
その他にも強力なルーティング、サンプルインポート機能、47のフィルタータイプ、ドラッグアンドドロップモジュレーション、ベクトル化されたリサイズ可能なGUI、複数のアルペジエイターとステップシーケンサー、16のサブアウト、900以上のプリセットなど、VPS Avengerはあらゆる面で他のソフトシンセを圧倒してる印象です。
ワークフローは自然で、ファクトリーコンテンツや拡張機能の中には信じられないほど多くのプリセットが含まれています。
商品詳細
GUI
AvengerのGUIはベクターベースでリサイズ可能。
左側にはファイルブラウザーとエフェクトセクション、中央にはオシレーターセクション、各種エディター、シーケンサー、モジュレーションコントロールを含むタブページ、右側にはフィルター、アンプ、シェイパーセクション、モジュレーションマトリックスが配置されています。
インターフェイスの一番下には、通常のバーチャルキーボード/ウェーブテーブルビューと、自由に割り当てられる5つのマクロノブ/ボタンがあります。
Oscillators
Avengerでは、最大8つのオシレーターを同時に使用することができます。
ディスプレイのこのエリアは、Avenger に内蔵されているドラムパートとスペースを共有しています。
ディスプレイのこのエリアは、Avenger に内蔵されているドラムパートとスペースを共有しています。
Oscillator または Drums タブのいずれかをクリックすると、それらのタブが切り替わります。
別のオシレーターを追加したい場合は、タブの右側にある「+」記号をクリックすれば追加されます。タブの名前を自由に変える事ができます。
各タブにはミュート(M)とソロ(S)のボタンが マウスポインターをタブに合わせると表示され 使用することができるようになっています。
また、オシレーター波形が表示されているディスプレイの上部には、コントロールバーがあり、バーのどちらかの端を左右にドラッグすることで、オシレータの波形を変化させることができます。
オシレータ・タブ内には独自のコントロールセットがあります。
レベル(内側のリングでパンをコントロール)、トランスポーズ(+/-48 セミトーン)、ファインチューニング
ファインチューニングには、"レベル "コントロールと同様のリングが内側にあります。
このリングを左に回すと、ランダムな量のファインチューニングが追加され、例えばアナログタイプのプリセットに使用することができます。
右に回すと、最小と最大が交互に切り替わります。
この2種類のデチューンの量は、内側のリングを左右にどれだけ回すかで決まります。
Noiseコントロールは、文字の部分をクリックする事により3つのステレオ幅を設定でき、内側のリングでホワイト、ピンク、ブラウンのノイズをスムーズにブレンドすることができます。
また、X-SIDE、FORMAT X、BITSによりオシレーター波形の調整も可能です。
オシレータ・セクションの底部には、FMとAMのコントロールがあります。
それぞれ12種類の波形があり、モジュレータとして選択することができます。
FMとAMのレートは普通に設定することもできますし、7つのプリセットを使用して設定することもできます。
右側には、さらにいくつかのコントロールがあります。X-SIDE/MIDはロードした波形をシェイプ/ワープし、Formantはパルス幅を調整するためのもので、どの波形にも対応します。
BITS/RATEコントロールは、ビット深度、サンプリングレート、またはその両方(BOTH)を一度に下げることができます。
もちろんンク機能もあります。
Syncコントロールを調整すると、作業中のオシレータと同期している追加のオシレータ(サイン波)のピッチを変更します。
4つの異なるシンク設定が利用可能で、シンクコントロールの内側のリングを使用すると、シンク専用のシンプルなエンベロープを追加することができます。
左に回すか右に回すかによって、ランプアップまたはダウンすることができます。
また、シンク・ノブの下にあるスライダー・コントロールは、エンベロープのスピードを設定します。つまり、シンクのためのシンプルなエンベロープが必要なだけなら、Avengerのエンベロープを1つ割り当てる必要はありません。
Oscillatorセクションの左側には、独自のLFO(VIB.AMOUNT)を持っており、その他にボリューム、パン、チューニング、ノイズの調整と並んでいます。
V-SawタブにはAvengerのユニゾン・コントロールがあり、最大7つのデチューン、スプレッド・ヴォイスをスタックして呼び出すことができます。
Voicingセクションには、"Chorder "と呼ばれる機能もあります。

これは、4つのボイスを使ってコードを構成するものです。
各ボイスには、それぞれコースとファインチューニング、パンニング、ボリュームが用意されています。
Chorderには30以上のプリセットがすでに含まれており、自分でプリセットを保存することも可能です。
Chorderの設定は、通常のオシレーターの設定に加えて、1つのオシレーターでパワフルなサウンドを構築することができます。
それらの機能に加え、4種類の波形を選択できるサブオシレーターを搭載しています。
オシレーターの波形選択は、ディスプレイの波形名をクリックするとメニューが表示され、そこから選択することができます。
オシレーター波形ディスプレイの上にあるメニューをクリックすると、音の出発点として膨大な数のカテゴリーが表示されます。
ノコギリ波、矩形波、三角波、サイン波、ノイズ波といったアナログの定番はもちろん、シングルサイクルの波形、サンプル(1つのオシレーターに最大4つまでスタック可能)、ウェーブテーブルといったアイテムが揃っています。
500のウェーブ、500のウェーブテーブル、そして1000を超えるサンプルがあり、考えられるすべてのカテゴリーにおいて、5GBという圧倒的なオシレーターライブラリを提供しています。
基本的にはダンスやエレクトロニック系のサウンドが中心ですが、アコースティックやエレクトリック・インストルメントのサンプルも豊富に含まれています。
さらに、マウスを使ってフリーハンドで波形を描いたり、サンプルをロードし、波形ディスプレイの右下隅にある"+" シンボルを押すとオシレーターごとに最大4つのマルチサンプルを重ねることも可能です。
Avengerのオシレーターの素材に制限はありません。
FFT編集では、3つの異なるモードを使って波形/ウェーブテーブルの周波数や高調波を編集することができます。
フリー(周波数をブースト/カット)、ハーモニック(個々のハーモニック/ディスハーモニックバンドをブースト/カット)、ビン(256のハーモニック/ディスハーモニックバンドをブースト/カット)の3つのモードを使って、波形/ウェーブテーブルの周波数を編集することができます。
FFTエディタにはコントロールが用意されています。
"Sweep "は、周波数を通して上下に移動させることができます。
"Flip "は、行った編集を反転させます。
"VSpeed "と "VStrength "コントロールにより、FFTディスプレイの高調波/非高調波バンドを自動的にモジュレートすることができます。
FFTエディターには42種類のプリセットが用意されており、自分で作成したものを保存することも可能です。
グラニュラー・モードではリサンプリング/ウェーブテーブル編集が可能で、V-SawとVoicingオプションで、4オクターブの範囲で最大7つのユニゾンボイスを使用でき、デチューンしてステレオフィールドに広げることができます。
各音源の中でもウェーブテーブルを選択すると、操作するためのコントロール表示が変化します。
下部のキーボードはウェーブテーブル自体の表示に変わり、インデックス・コントロールと連動できるエンベロープがあります。
エンベロープを有効にすると、インデックス・コントロールはエンベロープの軌跡を追従します。Strength(エンベロープの量を設定)、Smoothing、Speed、Phaseコントロールなど、ウェーブテーブルの特性を変更するコントロールが用意されています。
また、ステップシーケンサーも搭載しており、ウェーブテーブルの再生に様々な影響を与える61のパターンを読み込むことができます。
シーケンサーは最大16ステップまで使用でき、各ステップは9つの異なるモードのうちの1つを使用することができます。
もし利用可能なパターンが自分に合わない場合は、独自のシーケンスを作成し、保存することができます。
このシーケンサーは、モジュレーション機能によりAvengerの他のターゲットをモジュレートするためにも使用できます。
さらにAvengerにグラニュラー機能が搭載されています。
グラニュラー機能を使うプリセットをロードするか、INITプリセットから始めて、オシレーターのグラニュラー設定を選択すると、オシレーターのコントロールとオシレーターディスプレイの下にあるグラニュラー/波形表示が変化します。
コントロールには、密度、粒の大きさと形、粒のピッチと位置のランダム化、ステレオの広がり等が可能です。
さらにAvengerの特徴として、他のシンセサイザーのようにオシレーターをミキサーで合成するのではなく、それぞれを完全に独立した音源として扱い、必要に応じて従来の方法でトリガーして他の音源とミックスしたり、自己完結型で個別にシーケンスされた「インストルメント」のベースとして独自のルートへ送り出したりすることが可能です。
Oscillator Route パネルは、現在選択されているオシレーター出力信号の経路を設定し、多数のアクティブフィルター、アンプ、ピッチエンベロープ、アルペジエーター、トランスゲート、エフェクトラックなどを通過させて、最終出力ブロックに至るまで選択することが可能です。
このように、1つのオシレーターがベースラインを供給し、次のオシレーターがリードを吹き出し、次のオシレーターがパッドというように、それぞれのオシレーターが「インストルメント」として独自のアルペジエーターでトリガーされ、独自のエフェクトで処理され、独自のステップシーケンサー、エンベロープ、LFOでモジュレートされて、キーボードの音を1つ押せばすべてが完成するということが可能です。
Filters
Avengerは1つのプリセットで最大4つのフィルターを使用することができます。
フィルターの種類は47種類!
カットオフ、レゾナンス、キートラッキング、カットオフとレゾナンスのベロシティ(ベロシティはカットオフとレゾナンスのどちらかに影響します)など、標準的なコントロールは装備されている印象です。
レゾナンスの隣には「ドライブ」がありますが、これはオーバードライブ系のエフェクトです。
レゾナンスの隣には「ドライブ」がありますが、これはオーバードライブ系のエフェクトです。
Driveの文字部分をクリックするとメニューが現れ、3種類用意されています。
4つのフィルターには、それぞれAHDSRエンベロープがあります。
さらに、マスター・フィルター(同じ47種類のフィルター)が搭載されています。
これを有効にすると、カットオフとレゾナンス、ドライブのみのパラメーターですが信号全体に影響を及ぼすフィルターになっています。
Envelopes
アンプ・エンベロープもAHDSRタイプで、通常の機能に加えて「スパイク」と呼ばれるコントロールが用意されています。
これは、演奏するノートの最初にボリュームでちょっとしたアクセントを加えるものです。
コントロールの内側のダイヤルでスパイクの形を変え、Velocityスライダーの設定を変えるとスパイクのレベルに影響します。
パンニングとキートラックのパンニングもここから調整することができます。
スプレッドコントロールは、ステレオスペクトルの中でノートを移動させます。
ダイヤルを回す方向によって、パニングは左右に交互に、またはランダムになります。
LFO
LFO は、プリセットごとに最大 4 つまで追加することができます。
20種類の波形があり、そのうち3つの波形(C-LFO1~C-LFO3)をカスタマイズすることができます。
波形をダブルクリックすると新しいポイントが追加され、それを好きなようにドラッグしてお好きな波形を作り出すことが出来ます。
他の機能として、Loop+Releaseモードでは、ノートを保持している間に信号はReleaseマーカーまでループし、Releaseポイントにジャンプしてリリースまで継続します。
アルペジエーターと8ステップ・シーケンサー
Avengerは、最大8つのパワフルなアルペジエーターと8ステップ・シーケンサーを搭載しています。
それぞれをほぼ自由に割り当てることができ、Avengerに内蔵されたドラッグ&ドロップ・モジュレーション・システムにより、多くのモジュレーション・ソースとターゲットが利用可能。
さらに内蔵のモジュレーション・マトリクスを使って、手動で設定することもできます。
ピッチ・エンベロープとモジュレーション・エンベロープ
Avengerは最大8つのピッチ・エンベロープと8つのモジュレーション・エンベロープを利用することができます。
ピッチ・エンベロープはもちろんピッチに影響を与えますが、他のターゲットに割り当てることもでき、モジュレーションエンベロープとしても使用できます。
モジュレーションする対象はほとんど何でもかまいませんがまず何かにアサインする必要があります。
また、エンベロープをトリガーする方法はいくつかあり、多くのプレイモードから選択することができます。
Avengerは通常、これらのエンベロープには数多くのプリセットが用意されており、オリジナルのプリセットも保存することもできます。
ドラムとルーティング
ドラムセクションは、それ自体が単体のドラムサンプラーと同等の機能を持っているほどの充実ぶりです。
プリセットのドラム・ライブラリには160以上のフル・キットがあり、それぞれにシーケンスが付属していますが、キットとパターンはミックス&マッチが可能で、独自のサンプルをドラッグすることもできます。
左上のFileメニューからサンプル・ライブラリに移動し、そこからDrumモジュールの適切なスロットにドラッグ&ドロップすればいいだけです。
左上のFileメニューからサンプル・ライブラリに移動し、そこからDrumモジュールの適切なスロットにドラッグ&ドロップすればいいだけです。
キットはMIDIノート受信時にドラム・シーケンサーで演奏することも、キーボードやパッドでトリガーするためにシーケンサーから外しておくことも可能です。
その他、ノートごとにコントロールできる機能として、パン、ベロシティ、再生はシャッフルの設定も可能です。
サンプルスロットをクリックすると、そのサンプルがエディッター画面に表示されます。
調整可能なパラメーターには、ボリューム、ピッチ、パン、スパイクがあり、スパイクはトランジェントをブーストするためのものです(Avengerのメインアンプモジュールにも含まれています)。
さらに、トリガーは左右どちらにもオフセットでき、ドラムマシンでは珍しいクラップやスネアの「スメアリング」を簡単に行うことができます。
さらにパンをモジュレートできるエンベロープ、ハイパス/ローパスフィルタリングコントロールなどを備えています。
ルーティングセクションは、信号の流れをお好みでアレンジするためのものです。
例えば、シェイパーやディストーションをフィルターの前に置いたり、フィルターの直後に置いたりすることができます。
もう一つの使い方は、エフェクトへのセンドを作ることです。
これはドラムの各パーツ(シンバル、ハイハット、スネアなど)をそれぞれ別のエフェクトにルーティングすることもできますし、リバーブやディレイなど、選択した1つのエフェクトにすべて送られるように設定することも可能です。
新しいオシレータを追加すると、それ専用のルーティングセクションが作成されます。
ルーティングチェーンにあるモジュールは、必要なければスイッチを切ったり、クリック/ドラッグで移動させることができます。
左クリックで "Go To "を選択すると、特定のモジュールのコントロールがどこにあるか、簡単に参照することができます。
ここで重要な注意点は、 モジュールを追加していない場合は、表示されませんので、ルーティングをする前にフィルターなどを追加していく必要があります。
エフェクト
ディスプレイの左下にあるのがエフェクトセクションです。4つのエフェクトバス(FX1~FX4)、センドラックバス、マスターエフェクトバスがあります。
各バスには最大8つのエフェクトを搭載することができます。
エフェクトバスでは互いにルーティングすることが可能です。
例えば、FX1 のディレイとリバーブを FX2 にルーティングし、FX2 にはディレイとリバーブのテールにのみ影響を与えることができるなどとてもフレキシブルに使用することが出来ます。
多くのエフェクトが用意されています。
VengeanceのVPSバンドルに含まれるエフェクトを中心に、さらにArtsAcousticによるものが搭載されています。
ArtsAcousticのエフェクトには、新しいVintageエミュレーションエフェクト、Vintage Chorus、Vintage Flanger、Vintage Phaser、Ensemble Arp、Ensemble 330が搭載されています。
その他にもゲートリバーブ、ディストーション、ディレイ、EQ、フィルター、リミッター、トランスゲートなどがあります。
また、Multimod は、独自のLFOでピッチを様々にモジュレートできるため、いくつかの異なるタイプのエフェクトに非常に便利です。
さらにリングモジュレーション、トレモロ、パンニングなど32のモジュールがあり、4つのインサートラック、2つのセンドラック、マスターインサートラックに一度に8つずつロードすることが可能です。
Avengerは、十分なオプションを備えたパワフルなシンセサイザーです。
個々の要素がそれ自体で強力なシステムであり、それらが一体となって、驚異的なパワーと柔軟性を持つシンセサイザーを構成しています。
非常に少ない短所と言えば、プリセット・ブラウザに「お気に入り」的な機能がない手点くらいしか、今のところ思いつきませんでした。
オシレーターの波形、すばらしいエフェクト・セクション、グラニュラー・シンセシス機能など音作りの可能性を広げてくれる機能が満載という印象です。
Avengerの機能を全て満たすには通常2つ、3つと個別のインストルメントを購入しなければならないと思います。
それが、この1つのプラグインでカバー出来るといのは素晴らしいと思います。
Vengeanceの特徴であるエネルギー、パワー、リッチさが、ウェーブテーブル・シンセシスならではの深い質感のニュアンスと融合している印象です。
Omnisphere 2、Serum、Massive、Spire、などと肩を並べるシンセサイザーだと感じました。
主な機能
1000以上のファクトリープリセット
620種類のマルチサンプル
218種類の特殊サンプル(アタック、ノイズ)
154種類のリサンプラー波形
168個のドラムキット、168個のドラムシーケンス
596ウェーブテーブル
219種類のグラニュラーサンプル
数千のOSCシェイプ(波形)
30種類のFX(アナログコーラス、リバーブ、フェイザーなど、ArtsAcousticのものを含む)
47種類のフィルタータイプ
1つのノートで最大1000のOSCを演奏可能
リサンプリング/ウェーブテーブル・ジェネレーター内蔵
フリーフォームOSCs - 波形を自由に描くことが可能
エイリアスフリーのOSC、ウェーブテーブル、FM&AMモジュレーション
パワフルで簡単なドラッグ&ドロップ・MODマトリックス
リサイズ可能なベクター化GUI (4k対応)
アンドゥ機能
快適なプリセット検索システム/タグクラウド
8つのアルペジエイター、ドラムシーケンサー、8つのステップシーケンサー、18のエンベロープジェネレーター
DAWのミキサーに個別にルーティング可能な16のサブアウト
各プリセットに割り当てられたマクロ・コントローラーで素早くサウンドを変更可能
外部MIDIコントローラーとペダルのサポート
自由にルーティング可能なFXバスとセンドエフェクト
カスタマイズ可能なLFO、4つのシェイパーモジュール(OSCレベルのディストーションユニット)
多くのUnisonの機能。コーダーと独自に開発した「V-Saw」スーパーSAW
キーボードとベロシティゾーン
マルチサンプル、ドラム、ウェーブテーブル、OSC波形をインポート可能
MIDI学習機能(外部MIDI機器とAvengerを接続可能)
システム要件
※投稿時
Mac
macOS 10.11以降(Intel / M1 Apple Silicon対応)(64ビットのみ)
Intel 2.8 GHz または Apple Silicon
8 GB RAM
VST2、VST3、AU、AAX対応ホスト必須(64ビットのみ)
Windows
Windows 7以上(64ビットのみ)
AVXエクステンションを搭載したIntel Core 2.8 GHz
OpenGL 3.2対応GPU
8 GB RAM
VST2、VST3、AAX準拠のホストが必要(64ビットのみ)