2023年
03月
08日 22:20
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UJAM Beatmaker - CIRCUITS レビュー クラシックな初期のデジタル&アナログ・ドラムマシンのサウンドとグルーブを再現したプラグイン・インストルメント
UJAM Beatmaker - CIRCUITS レビュー
UJAM『Beatmaker CIRCUITS』
Analog Drum Machin Dreams
商品概要
Pluginboutiqueより製品のご提供を頂きましたのでレビューして行きたいと思います。
この場をお借りしてPluginboutique様並びに関係者様に感謝致します。
デジタルだけでは得られない70年代風のクラシックなドラムマシンのサウンドとヴィンテージ機材のアナログの暖かみとクラシックなグルーヴを簡単に作成することができる強力なドラムマシンです。
ユーザーフレンドリーなインターフェースと、20スタイル、50プリセット、10ドラムキット、460パターンを備えており、初心者から熟練したプロデューサーまで、幅広くお使いいただけます。
Circuitsはサンプルとプリセットの豊富なライブラリも魅力で、クラシックなドラムマシン、モダンなシンセサイザー、ユニークなサウンドエフェクトなど、多数のサウンドを収録しています。
サンプルは、キック、スネア、ハイハット、パーカッションなどのカテゴリーに整理されているので、各トラックに適したサウンドを簡単に見つけることができます。
また、プリセット・パターンやフル・トラックが付属しており、ユーザーは自分の制作の出発点として使用することができます。
プリセット
プリセットは完全なセットとなっており、グルーブだけでなくキットやエフェクトもプリセットに含まれています。
まずは様々なプリセットやスタイル・フレーズを試してみて下さい。
その際にLatch ボタンを押してください。
これでCircuitsは、音を押さえていなくても演奏を続けるようになります。
グルーヴを再生しながら、単発ドラムを演奏してみたり、コントロールノブをいじってみたりしてください。
UJAM Beatmakerは、演奏とレコーディングのためにMIDIノート入力を必要とし、オプションでリアルタイムのバリエーションを加えるためにピッチベンド、モジュレーション、サスティーンペダル などで制御することが出来ます。
MIDIコントローラー(キーボード)をお持ちの場合、これが最も簡単で分かりやすい入力方法となり、バーチャルドラムマシンをリアルタイムにコントロールするのが最もおすすめの方法です。
もちろん、MIDIステップシーケンサーを使ったり、MIDIトラックに手動でMIDIノートを入力してUJAM Beatmakerをコントロールすることも可能です。
さらにUJAM Beatmakerの詳細な演奏方法についてご説明します。
さらにUJAM Beatmakerの詳細な演奏方法についてご説明します。
キーボードセクション
UJAM Beatmakerウィンドウのキーボードセクションは、ドラムヒットとドラムグルーヴのコントロールに特化されています。
左半分のキーボードで個々のドラムサウンドをトリガーし、C3以上のキーで曲のアレンジを構成する様々なパターンを選択できます。
C3~B4のキーボードを押すと、UJAM Beatmakerがそのグルーブでフレーズを演奏し始めます。
キーボードを離すと(ラッチがオフ時)、再生が停止します。
ラッチがオンの場合、B4またはエンディング(C#4、D#4)を押すことで再生を停止できます。
さらにフレーズキーの上半分をクリックすると、そのフレーズをMIDIファイルとしてDAWにドラッグするこができ、DAWでMIDIデータをエディットしてさらなる編集が出来るようになっています。
MIDIノートC1-D#2は、個々のドラムヒットがあります。
ピッチベンドホイールを使用すると、キックドラムとスネアを徐々にミュートすることができ、モジュレーションホイールを回すと、クレッシェンドやデクレッシェンドができます。
ピッチベンドホイールを使用すると、キックドラムとスネアを徐々にミュートすることができ、モジュレーションホイールを回すと、クレッシェンドやデクレッシェンドができます。
Kick/Snare・Boots + & Boost - コントロール
Kick/Snare
このスライダーはキットセクションの左側に配置され、キーボードのピッチベンドコントローラーまたはホイールにハードワイヤリングされています。
このコントロールを使って、キックやスネアを一時的にフェードアウトさせることができます。
Boots + & Boost -
画面上部左側にはブーストと言う特殊なコントロールを行う機能もあり、プラス側に設定すると中域をカットし、低域を増強、高域に煌めきを加えて、インパクトのあるサウンドにします。
また、このコントロールをマイナスに設定すると、タイトな中音域を強調することができます。
Mix Section
BeatmakerのMixセクションは一見シンプルですが、その内部には各チャンネルストリップに複数のオーディオプロセッサーを搭載した12バスのミキシングコンソールがあり、数百ものパラメータをプリセットセレクターとAmountノブでマクロ制御しています。
Mixプリセットセレクター
ここで選択できるMixプリセットは、Beatmaker内蔵ミキシングコンソールの数百のパラメータを微調整するものです。
最適化された12種類のMixプリセットが用意されています。
Amount コントロールを上げ、サークルエレメント中央の名前または矢印をクリックしながら、トラックに最適なMixプリセットを選択することができます。
Amount・Beat Intensity コントロール
Amount
ミキシングコンソールのニュートラルな設定と、プリセットの最も極端な設定の間で、好みのバランスを設定することができます。これは単純なDry/Wetコントロールではなく、実際にはマクロコントロールであり、ミキシングコンソールのパラメータを水面下で個別に変化させます。
最も有効な操作方法としては、Amountコントロールを最大にした状態で、Mixプリセットを段階的に選択し好みのタイプを見つけたら処理量がちょうど良くなるまでAmountを調整すれば良い結果が得られると思います。
beat intensity
ミックスセクションの右側に位置し、モジュレーションコントローラー(またはキーボードのモジュレーション・ホイール)に接続されているこのリアルタイムコントロールは、一時的にビートのテンションを下げることができます
その他の仕様として、このCircuitsはオーディオコンテンツファイルを別のドライブに移動し内蔵ドライブの容量を節約することができます。
すべてのユーザが必要としている機能ではないかもしれませんが、個人的には嬉しい機能です。
価格面では市場にある同様のソフトウェアと比較して競争力のある価格設定となっていると思います。
UJAM Beatmaker Circuitsは、ユーザーフレンドリーなインターフェース、豊富なサウンドライブラリー、内蔵エフェクトを提供する強力なドラムマシンです。
プロフェッショナルな70年代風のデジタルだけでは得られないクラシック・ドラム・サウンドのヴィンテージ・エレクトロニック・ビートを素早く簡単に作成したい方に最適な製品だと思います。
直感的なワークフローと包括的な機能セットを備えたCircuitsは、あらゆるレベルのプロデューサーにとって価値あるツールだと思います。
システム要件
VST 2、VST 3、AU 2およびAAX
AU 2バージョンはLogic Pro X以降にのみ対応しています。
すべてのプラグインフォーマットは64ビットのみ。
対応OS
AU 2バージョンはLogic Pro X以降にのみ対応しています。
すべてのプラグインフォーマットは64ビットのみ。
対応OS
Windows
Windows 10 - Windows 11
Mac
macOS Catalina (10.15) - macOS Monterey (12.5)
Intel Mac & Apple silicon Mac (Rosetta and native)に対応しています。
それ以前のバージョンでも動作する可能性がありますが、UJAMではサポートしておりません。
Intel Mac & Apple silicon Mac (Rosetta and native)に対応しています。
それ以前のバージョンでも動作する可能性がありますが、UJAMではサポートしておりません。
最小要件
4GBのRAM720 MBの空きディスク容量
1280x768pxのディスプレイ
デモ動画
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