TAPCO Mix100

TAPCO Mix100
オープンプライス市場予想価格13,000円
■■■TAPCO Mix100機材情報■■■
TAPCO Mix100はプロからアマチュアまで
根強い人気を誇るMACKIEの低価格ブランドTAPCOの製品
TAPCOは低価格ながら、MACKIEの血統を受け継ぎ、ミキサー
パワーアンプ、オーディオ&MIDIインターフェイス、DIボックス
アウトボードなどを販売しています。
そのTAPCOの小型アナログ・ミキサーMixシリーズのひとつ
TAPCO Mix100はノートパソコン用の
カバンに入れて持ち運べるほど薄型、軽量でコンパクトなミキサーです。
TAPCO Mix100をみてまず驚くのは
コンパクトなボディーもさることながら、
非常に薄型であるのに目がいきます。
これは、電源をACアダプターで供給しているためで
本体に電源トランスを搭載していないので
この薄さを実現しています。
DTM環境で、机の上に置いても違和感なく作業できそうです。
つまみやスイッチ、パネルのデザインなどはMACKIEの系統らしく
長年の同社のノウハウが生きていると感じました。
つまみの大きさ、回し心地、またメインミックスにのみ
採用されている60mmのフェーダーを採用している点など
実際の作業に於いては繊細でスムーズな操作が可能です。
また、コンパクトながらすべてのジャックが上面パネルに
レイアウトされていますので、ケーブルのつなぎ替えなどを
頻繁に行うユーザーにも対応しています。
TAPCO Mix100のチャンネル構成は10ch
パネルレイアウトは左からファンタム電源対応のマイクプリと
3バンドのEQを搭載したモノラル・チャンネル×2、
ライン人力のステレオ/モノ・チャンネル(EQ無し)×4の構成。
また、全チャンネルに1系統のAUXセンドと
パンポットを搭載しています。
出力はメイン・アウト、コントロール・ルーム・アウト、
モノラルのAUXアウト、ヘッドフオン・アウト。
さらに、CD/TAPEステレオ入出力が1系統装備され、
無駄が無く必要な機能がシンプルにまとまっている印象です。
TAPCO Mixシリーズは同クラスの製品群の中で最高のサウンドを
提供するプリアンプとEQを搭載しているとのことですが
実際に検証してみたいと思います。
まずは、ラインレベルでのミックスを試しました
シンセをパラアウトでミキサーに入力しミックスしてみました。
ドラムなしの楽曲です。
この価格帯の製品は中高域のクセや変化、軽い歪み感などが
見られますが、TAPCO Mix100では
若干、低域が薄くなる傾向がありましたが、
その傾向はありませんでした。
ワンランク上の出音を感じました。
さらに、今度はドラム入りのミックスを検証します。
先ほどのセッティングはそのままに、ドラムはソフトサンプラーを使用
オーディオ・インターフェイスのアウトをミキサーに入力
先ほどのシンセと共にミックスしてみました。
今度は、トラック数が増えていますが、
ピークが重なったところですぐにひずむこともなく、
ヘッド・ルームにも余裕が感じられました。
また、ドラムが入ったミックスでは低域の薄さは
あまり感じられず問題なく再生されている印象です。
このあたりの音のキャラクターの作り方は
さずがに、MACKIEのノウハウが生きていると思いました。
最後に、マイク入力にコンデンサーマイクをつなぎ録音してみました。
普段は、NEVEなどのマイクプリで録音していますので
それと比べるのも価格的にかわいそうな感じもしますが
それらと比べると、ノイジーな印象です。
もちろん、曲作りの段階で問題になるような
致命的な弱点というほどのことではありません
価格以上の音質を持っていると思います。
また、このキャラクターを生かした音作りもいいのではないでしょうか
ch1とch2にはHigh(12kHz)、MID(2.5kHz)、Low(80Hz)の
EQは装備されており、周波数ポイントも的を射ており
機器も悪くありません。積極的に音作りが行えます。
最近は、ほとんどをコンピューター内でミックスするのが定番です
ミキサーは以前ほどチャンネル数を必要としないと
思いますので、TAPCO Mix100は
アマチュアのコントロール・センター的な使用から作り込み
プロでも曲作りの初期段階まではカバーできる製品だと思います。
また、やはり小型/軽量を生かし、クラブ・イベントや
ライブなどでの使用にも適していると思います。
■■■TAPCO Mix100スペック■■■
■周波数特性:10Hz~20kHz(-3dB)、10Hz~15kHz(+0、-1dB)
■全高調波歪率:0.005%以下@+4dBu
■等価入力ノイズ:-129dBu(20Hz~20kHzBW)
■残留出力ノイズ:-106dBu
■クロストーク:-90dB@lkHz
■外形寸法:215(W)×41(H)×259(D)mm
■重量:1.4kg

TAPCO Mix100
オープンプライス市場予想価格13,000円
■■■TAPCO Mix100機材情報■■■
TAPCO Mix100はプロからアマチュアまで
根強い人気を誇るMACKIEの低価格ブランドTAPCOの製品
TAPCOは低価格ながら、MACKIEの血統を受け継ぎ、ミキサー
パワーアンプ、オーディオ&MIDIインターフェイス、DIボックス
アウトボードなどを販売しています。
そのTAPCOの小型アナログ・ミキサーMixシリーズのひとつ
TAPCO Mix100はノートパソコン用の
カバンに入れて持ち運べるほど薄型、軽量でコンパクトなミキサーです。
TAPCO Mix100をみてまず驚くのは
コンパクトなボディーもさることながら、
非常に薄型であるのに目がいきます。
これは、電源をACアダプターで供給しているためで
本体に電源トランスを搭載していないので
この薄さを実現しています。
DTM環境で、机の上に置いても違和感なく作業できそうです。
つまみやスイッチ、パネルのデザインなどはMACKIEの系統らしく
長年の同社のノウハウが生きていると感じました。
つまみの大きさ、回し心地、またメインミックスにのみ
採用されている60mmのフェーダーを採用している点など
実際の作業に於いては繊細でスムーズな操作が可能です。
また、コンパクトながらすべてのジャックが上面パネルに
レイアウトされていますので、ケーブルのつなぎ替えなどを
頻繁に行うユーザーにも対応しています。
TAPCO Mix100のチャンネル構成は10ch
パネルレイアウトは左からファンタム電源対応のマイクプリと
3バンドのEQを搭載したモノラル・チャンネル×2、
ライン人力のステレオ/モノ・チャンネル(EQ無し)×4の構成。
また、全チャンネルに1系統のAUXセンドと
パンポットを搭載しています。
出力はメイン・アウト、コントロール・ルーム・アウト、
モノラルのAUXアウト、ヘッドフオン・アウト。
さらに、CD/TAPEステレオ入出力が1系統装備され、
無駄が無く必要な機能がシンプルにまとまっている印象です。
TAPCO Mixシリーズは同クラスの製品群の中で最高のサウンドを
提供するプリアンプとEQを搭載しているとのことですが
実際に検証してみたいと思います。
まずは、ラインレベルでのミックスを試しました
シンセをパラアウトでミキサーに入力しミックスしてみました。
ドラムなしの楽曲です。
この価格帯の製品は中高域のクセや変化、軽い歪み感などが
見られますが、TAPCO Mix100では
若干、低域が薄くなる傾向がありましたが、
その傾向はありませんでした。
ワンランク上の出音を感じました。
さらに、今度はドラム入りのミックスを検証します。
先ほどのセッティングはそのままに、ドラムはソフトサンプラーを使用
オーディオ・インターフェイスのアウトをミキサーに入力
先ほどのシンセと共にミックスしてみました。
今度は、トラック数が増えていますが、
ピークが重なったところですぐにひずむこともなく、
ヘッド・ルームにも余裕が感じられました。
また、ドラムが入ったミックスでは低域の薄さは
あまり感じられず問題なく再生されている印象です。
このあたりの音のキャラクターの作り方は
さずがに、MACKIEのノウハウが生きていると思いました。
最後に、マイク入力にコンデンサーマイクをつなぎ録音してみました。
普段は、NEVEなどのマイクプリで録音していますので
それと比べるのも価格的にかわいそうな感じもしますが
それらと比べると、ノイジーな印象です。
もちろん、曲作りの段階で問題になるような
致命的な弱点というほどのことではありません
価格以上の音質を持っていると思います。
また、このキャラクターを生かした音作りもいいのではないでしょうか
ch1とch2にはHigh(12kHz)、MID(2.5kHz)、Low(80Hz)の
EQは装備されており、周波数ポイントも的を射ており
機器も悪くありません。積極的に音作りが行えます。
最近は、ほとんどをコンピューター内でミックスするのが定番です
ミキサーは以前ほどチャンネル数を必要としないと
思いますので、TAPCO Mix100は
アマチュアのコントロール・センター的な使用から作り込み
プロでも曲作りの初期段階まではカバーできる製品だと思います。
また、やはり小型/軽量を生かし、クラブ・イベントや
ライブなどでの使用にも適していると思います。
■■■TAPCO Mix100スペック■■■
■周波数特性:10Hz~20kHz(-3dB)、10Hz~15kHz(+0、-1dB)
■全高調波歪率:0.005%以下@+4dBu
■等価入力ノイズ:-129dBu(20Hz~20kHzBW)
■残留出力ノイズ:-106dBu
■クロストーク:-90dB@lkHz
■外形寸法:215(W)×41(H)×259(D)mm
■重量:1.4kg