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Rhodes Mark 7 レビュー



Rhodes Mark 7

rhodes_mk7.jpg

価格は下記参照
■■■Rhodes Mark 7機材情報■■■

 2007年のNAMM SHOWにてRhodes Mark 7の発表に
驚きを隠しきれなかった人は少なくなかったと思います。
それから、2年何の発表もなく発売が危ぶまれる噂もありましたが
2009年終盤になって、Rhodes Mark 7は発売となりました。
 Rhodes Mark 7のご紹介をする前に
ローズ・ピアノの歴史を簡単ですがご説明したいと思います。
ローズ・ピアノのルーツは以外に古く第2次大戦中、
当時教師であったハロルド・ローズ氏が、音楽療法用に米軍の
航空機のパーツを使って組み上げた「Pre-Piano」がルーツの鍵盤楽器です。
その後、改良を重ね1950年代には、ローズ・エレクトリックピアノの
メカニズムを確立し、レオ・フェンダーと共同で「Fender Rhodes」を設立、
1965年に「スーツケース73」を発表します。
「ピアノ」という名を持つ鍵盤楽器でありながら、弦ではなく
トーンジェネレータと呼ばれる金属片をハンマーで叩き、
その振動で近傍のバーという一種の音叉のような共鳴体が共振することで、
鋭い打撃音と長く伸びる減衰音から鳴る独特の音色を発音しました。
また、アコースティック・ピアノに比べて移動が簡単で
チューニングも安定しており、ピックアップ方式のため大音量での演奏が
容易であった点も、アーティストやエンジニアに愛された要因の一つでした。
ビートルズのアルバム「レット・イット・ビー」などで使われたのは有名で
チック・コリア、スティーヴィー・ワンダー、ジェフ・ベックなど
そのサウンドを愛するミュージシャンは数え切れないほどです。
日本でもYAMAHA CP80等と共に、数多くのミュージシャンが使用していました。
しかし、1980年代中盤以降、YAMAHA DX7の登場によって
衰退を余儀なくされます。
DX7に採用されたFM音源は、DXエレピという音色ジャンルを確立し
また、音源の特徴上ローズピアノの音を模した音色も
それまでのアナログ音源とは格段の差で表現することができました。
さらに、その後PCM音源の登場によりついに1984年に生産完了となりました。
しかし、ローズの音を求める演奏家は多く、
ビンテージのローズを買い求める人耐えない状況でした。
多くの電子ピアノやシンセサイザーにローズのサンプリング音が内蔵されましたが
当時は1台ごとの音質の違いがありましたので、PCM音源では完全再現ができず
独特の鍵盤のタッチもあり、その復活は切望されていました。
そしてついにRhodes Mark 7が2009年9月発売となりました。

 それでは、Rhodes Mark 7をチェックしてみたいと思います。
チェックしたのはRhodes Mark 7 73 S Series
もっともシンプルな構造の製品で電源も不要
調整できるものは、ボリュームとトーンのみ
トーンはエレキギターと同じパッシブ回路で、
絞るに従って低域がカットされていきます。
このS Seriesの他にA Series、AM Seriesがあり
Rhodes Mark 7 A Seriesシリーズは
プリアンプを内蔵し、3バンドEQ、トレモロ、ヘッドホン端子を備え
昔のスーツケースモデルのような装備をしています。
Rhodes Mark 7 AM Seriesシリーズは
A SeriesにMIDIアウト端子、USB端子、モジュレーション・ホイール
ピッチベンド・ホイール、LCDディスプレイなどを装備した
ローズに現代版の仕様を施した最上位モデルといえます。
それぞれのシリーズはコンパクトな61鍵、定番の73鍵、
フルサイズの88鍵がラインナップ。
3シリーズ×3サイズ×3カラー×2仕上げ、54通りものバリエーションが存在します。
さらに、専用のスタンドも発売され。
4本足のシンプルなスタンドに加え、73鍵と88鍵用には
あの「Suitcase」仕様で外見も酷似する
ステレオ・スピーカーキャビネット搭載のスタンドを用意しています。

Rhodes Mark 7のボディは往年の黒のトーレックス(レザー)
貼りのオリジナルから一転、Rhodes Mark 7では
モダン家具的なデザインのFRP製のボディを採用
さらにカラーはブラックの他、レッドとパールホワイトを選択可能、
更に、美しい光沢を持つグロス仕上げと、
「ロードタッチ(艶消し)」仕上げが選べます。

Rhodes Mark 7基本構造は、先代のローズを
継承しており、その構造は簡単に開けることができる構造となった、
天板を開けることで見ることができます。
基本的には、調律をしなければならない楽器ですので
簡単に内部にアクセスできるのは嬉しいところです。
 Rhodes Mark 7の構造はRhodes Mark Vを継承しており
不評だったプラスチック鍵盤ではなく木製鍵盤を採用
それでいて、重量はRhodes Mark Vより4割も軽量の39kgを実現しています。
発音部分である、内部パーツのトーンジェネレーター、トーン・バー
グロメット・ハンマー・チップ、さらにピックアップまで歴代の機構そのもので
完全・完璧なるなるローズといえると思います。
 Rhodes Mark 7の鍵盤も弾き心地、鍵盤の沈み具合、重さ
すべてが往年のローズと同じといえる感触ですばらしいの一言に尽きます。
もちろんRhodes Mark 7サウンドはローズピアノそのもので
あえて、ここで細かく説明する必要なないと思います。
一言、完璧なローズ・ピアノの音がするとか言いようがありません

多くのシンセサイザーやソフトシンセがローズ・ピアノの再現してきましたが
このRhodes Mark 7は「再現」ではなく
「復活」である事を、ピアノというジャンルの一製品ではなく
ローズ・ピアノという一楽器であることを
あらためて思わされる製品であると思います。



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■■■Rhodes Mark 7価格表■■■

Mark 7 61 S (Standard)Glossy White, Red, Black\577,500円
Mark 7 61 S (Standard)RoadTouch White, Red, Black\598,500円
Mark 7 61 A (Active)Glossy White, Red, Black\682,500円
Mark 7 61 A (Active)RoadTouch White, Red, Black \703,500円
Mark 7 61 AM (Active MIDI)Glossy White, Red, Black \777,000円
Mark 7 61 AM (Active MIDI)RoadTouch White, Red, Black\798,000円

Mark 7 73 S (Standard)Glossy White, Red, Black\682,500円
Mark 7 73 S (Standard)RoadTouch White, Red, Black\703,500円
Mark 7 73 A (Active)Glossy White, Red, Black\777,000円
Mark 7 73 A (Active)RoadTouch White, Red, Black \798,000円
Mark 7 73 AM (Active MIDI)Glossy White, Red, Black\871,500円
Mark 7 73 AM (Active MIDI)RoadTouch White, Red, Black\892,500円

Mark 7 88 S (Standard)Glossy White, Red, Black\777,000円
Mark 7 88 S (Standard)RoadTouch White, Red, Black\798,000円
Mark 7 88 A (Active)Glossy White, Red, Black\871,500円
Mark 7 88 A (Active)RoadTouch White, Red, Black\892,500円
Mark 7 88 AM (Active MIDI)Glossy White, Red, Black\966,000円
Mark 7 88 AM (Active MIDI)RoadTouch White, Red, Black\987,000円







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