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DOEPFER Dark Energy

DOEPFER Dark Energy



d_dark_energy1.jpg

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DOEPFER DARK ENERGYを国内最低価格保証のサウンドハウスでみる


DOEPFER Dark Energy
希望小売価格81,900円前後
■■■DOEPFER Dark Energy機材情報■■■

 DOEPFER Dark Energyは有名なアナログ音源モジュール
MS-404の後継となる機種です。
DOEPFERといえば、110以上のモジュールを持つ
強力なアナログ・パッチ式モジュラーシンセサイザーA100が有名ですが
本機はMS404よりもさらにA100の基本概念を極力までシンプルにした
設計がなされているように感じます。
まずは、大まかな特徴をあげていきたいと思います。
MS-404がホワイトのフロントパネルを持つ1Uサイズのボディだったのに対し
このDOEPFER Dark Energyはテーブルトップ仕様となています。
MS-404はラックマウントできるメリットはありましたが
マウントする位置によっては、操作がしづらくなる事がありましたが
本機ではそのようなこともなく操作面では、格段使いやすくなったと思います。
オシレーターは完全アナログ VCO仕様で
VCO x 1、VCF x 1、VCA x 1、LFO x 2、ADSR x 1という
アナログシンセとしては必要最低限の構成で
MIDI端子の他にUSB接続による発音も可能です。
さらにMIDI/USB→CVコンバーター内蔵を内蔵し
MS-404にはなかった新しい装備として
モジュラーシンセサイザーのようにケーブルを使った
パッチングに対応した入出力端子が装備されています。

それでは、詳しく見ていきたいと思います。
まずは、DOEPFER Dark Energyを実際に手に取ってみると
そのコンパクトなボディと軽さに驚かされます。
外見は同梱されているA4のマニュアルより面積が小さいくらいで
付属に15V仕様のACアダプターが大きく見えるほどです。
重量は1.2kgしかありません。
付属品で特徴的なのは、後ほどご紹介するフロントパネルのパッチングに
使用する両端がミニジャックのケーブルと
アウトプット用のミニジャック-標準フォーンケーブルが付属しています。
アウトプットもフロントパネルのパッチング用のジャック一番左に
配置されておりミニジャック仕様となっていますので
このような変換ケーブルが付属しています。

次にDOEPFER Dark Energyのフロントパネルを見てきます。
左から、VCO、VCFと並びVCA、LFOセクションがあり、
一番左がEnvelopeとなっています。
アナログシンセの基本的なパラメータが並んでいますので
アナログシンセを使ったことのある方でしたら
音作りは、マニュアルなしでも大丈夫だと思いますし
この機種が初めての方でも、回路構成を勉強するには最適だと思います。

一番左のセクションはオシレーターセクションとなっています。
DOEPFER Dark Energyは1VCOですが
波形は三角波/上昇ノコギリ波/パルス波/
三角波+パルス波/上昇ノコギリ波+パルス波の5波形が
用意され多彩な音作りが可能です。
パルス波はパルスワイズ可変となっています。
つまみは上からピッチのチューニングつまみ
次にLFO1とADSRでオシレーターをFM(周波数)変調するためのつまみ
次は波形選択とパルス幅調整用のつまみ、
そしてLFO2とADSRからモジュレーション可能な
PWM(パルスワイズモジュレーション)つまみとなっています。
FM変調が可能なことがこのDOEPFER Dark Energy
特徴の一つでもあり、アナログシンセながら過激な金属的な音色も
作り出すことが可能となっています。

次はDOEPFER Dark EnergyのVCF(フィルターセクションです)
MS-404でたいへん評価の高かったフィルターは健在
24dBで切れ味は鋭く、レゾナンスはかなり過激に発振します。
VCFのフリケンシーモジュレーションも2つ搭載し
一つは、LFO2またはADSRによって変調できるXFM
そして、それとは独立して、LFMも搭載していますので
SEなど、効果音を作る際はかなりのバリエーションを生み出すことができ
変態的な音も作り出すことができるように設計されている印象です。

VCFセクション隣の上部はVCAセクションとなっています。
VCAもLFO1またはADSRをソースにしてAM変調が可能となっていますので
通常はADSRを割り当てることと思いますが
LFO1を割り当てトレモロ的な効果なども作ることができるようになっています。
また、DOEPFER Dark EnergyではVCAに対する
ADSRレンジを変えることが出来ます。
ADSR Rangeスイッチ(上下横にスイッチング)により、
low/medium/highの選択が可能で
通常より、大きい可変幅や小さい可変幅などを選べますので
VCFやVCOにADSRを割り当てている際に、
この可変幅を切り替えることにより1ADSRによる
音作りの弱点をかなり解消できることと思います。
こういった、細かい配慮は音作りをする上でとても助かります。

VCFセクションの下にLFOセクションがあります。
DOEPFER Dark EnergyのLFOセクションは
MS-404でも定評のあった、とても可変幅の広い物で
LFO(ローフリケンシーオシレーター)とはいえないほどの
高い周波数まで可変が可能となっておりLFO1とLFO2の
2基を搭載しています。
MS-404もそうでしたが、この過激なLFOセクションが
DOEPFER Dark Energyの特徴の一つであるといえます。
各LFOには、Rangeスイッチがついておりlow/medium/high選択が可能
波形もパルス波を三角波を選べるようになっています。
実際に2つのLFOを使って変調をかけてみると分かりますが、
他のアナログシンセとは別物の広いレンジと変調幅で
テクノやエレクトリック・ミュージックで絶賛されているのが
容易に理解することができます。

そして、フロントパネルいちばん右側はエンベロープセクションです。
エンベロープはADSR形式を採用、必要最低限ですが
使っていてまったく不便を感じたことはありません
また、エンベロープは1系統ですが、先に記載したように
VCAセクションではADSRレンジの切り替えが可能になっているなど
1エンベロープですが、それを補う工夫がなされていますので
問題はないと思います。

 DOEPFER Dark Energyの音作りの基本となる
セクションはご紹介したとおりです。
これだけでも、アナログシンセとしてたいへん魅力のある製品であるといえますが
本機の魅力はこれだけではありません、
むしろ、これからご紹介するのがDOEPFER Dark Energy
目玉といえる機能であるといえます。

本機は、セミ・モジュラーシンセと銘打っているように
パッチングによる音作りが可能となっています。
フロントパネルには、アウトプットとして
LFO1/Envelope/Audioの3つの出力端子
インプットとして、VCO F/VCO PW/VCF F/VCA A/Gate/Ext.Audioの
6つのインプットが装備されています。
さらに、リアパネルにはGate/CV1/CV2/CV3/CV4の5つアウトプットを装備
これにより、本体上のパラメータでは不可能だった音作りが可能となります。
例えば、LFO1とVCF F(フィルターのカットオフ)を付属の
ミニケーブルでつなぐと、LFO1でVCFのカットオフ周波数を
制御することが出来ますので、VCFフリケンシーを
手動でスイープさせるとはひと味も二味も違う
複雑なフィルタースィープ音を作ることが可能です。
また、Ext.Audio入力により外部のオーディオ・シグナルを
DOEPFER Dark EnergyのVCF、VCAなどで
エディットし出力することも可能となっています。

 DOEPFER Dark Energyのリアパネルには
MIDI IN、USB端子、アウトプットとしてGate、CV1~CV4が並んでいます。
これからも分かるように、本機ではMIDI接続の他に
コンピューターをダイレクトにUSB接続して発音させる機能
(USB-MID)が装備されています。
さらに、MIDIやUSBの信号はGateとCV1~CV4から
リアルタイムに出力されるため、本機はアナログ・シンセサイザー・モジュール
としてだけではなく、USB/MIDI-CVコンバーターとしても利用可能です。
しかも、装備されているCV出力は4つ
CV1は通常のピッチ(音程)情報が出力されますが
CV2はピッチベンドの情報、CV3はVolume/Velocityの情報
CV4は任意のコントロールチェンジ情報をそれぞれMIDI情報から
割り当てることが出来る本格的な物で、パッチ式シンセサイザーがあれば、
自由自在なコントロールが可能となっています。

例えば、ビンテージ・アナログシンセKORG MS10やMS20などは
CV1とGateをそれぞれCV INとGate INに
CV2(ピッチベンド情報)をフロントパネルVCFカット・オフ・インプットに
CV3(ジャンパーでVelocity情報を割り当て)をVCAゲイン・インプットに接続し、
DOEPFER Dark Energyに接続した
MIDIキーボードで演奏させると、発音はもとより
モジュレーション・ホイールにより、KORG MS10/MS20の
カットオフ周波数がリアルタイムで変わり
さらに鍵盤の弾く強さで、KORG MS10/MS20の音量が変わることとなり
まるで、KORG MS10/MS20がベロシティ対応、各種MIDIコントロール対応の
MIDI音源モジュールのように扱えるようになってしまいます。

また、外部シンセをコントロールしない場合でも
このCVコントロールは極めて有効で、
例えばCV2(ピッチベンド情報)を同様に本体の
VCF Fインプットに接続すれば同様にVCFカットオフ周波数を
リアルタイム制御できますので、
MIDIコントロールの手段としても、フロントパネルの
パッチインプットは、有効であるといえます。

このように本機は小さいながら
各種多彩なスペックを持っていますがおわかりいただけたと思います
かんじんの音質については、前モデルMS-404の切れ味のよいフィルター
LFOによる過激な変調感にさらに磨きがかかり、
金属的な響きや、割れるようなシンセ音
スペイシーなノイズ音、過激なフィルタースィープ音は
特に得意とするところです。
レゾナンスをグリグリまわした時の出音は
さすがとしかいいようがありません
それに加え、MS-404さらに出音にコシが出ているように思います。
1ランク上のキャラクターなった印象で
結構コシのあるのベース音も出すことが出来るようになったと思います。

DOEPFER Dark Energyはコンパクトなボディながら
アナログ・シンセサイザーの魅力が凝縮された感があります。
MS-404の次期商品というよりは、A100シリーズを
ダウンサイジングした印象が強い商品であると感じました。
過激なサウンドや、変態的なSEからベーシックなリード・ベースと
エディット次第では、あらゆるジャンルの音楽に
使用できる実力をもった製品であると思います。

さらに、DOEPFERでは本機と同じ機能を持った
A100シリーズ用のモジュール「A-111-5 Mini Synthesizer Voice」も
同時に発表しています。

a111_5.jpg


例えば、A-111-5を4台とPolyphonic Midi interface A-190-3を
組み合わせることにより、4ボイスのポリ・シンセとしても活用できるなど
A-100シリーズの中でも注目の製品であるといえます。



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■■■スペック■■■

■ VCO
●波形:三角波/上昇ノコギリ波/パルス波(パルス幅可変)/三角波+パルス波/
 上昇ノコギリ波+パルス波の5波形から選択可能
●発振周波数:10Hz~12kHz
●ピッチ・モジュレーション:LFO1/ADSRで変調可能
●パルスウィズ・モジュレーション:LFO2/ADSRで変調可能
●チューニング幅:-1/2oct~+1/2oct、
  -2.5oct~+2.5oct (内部のジャンパー設定による切替可能)

■ VCF
●タイプ:24dB/octローパスフィルター(自己発振可能)
●キーボード・トラッキング:No/Half/Full
●カットオフ・モジュレーション:XM=エクスポネンシャルはLFO2/ADSR、
 LM=リニアはVCOの三角波でそれぞれで変調可能

■ VCA
●アンプリチュード・モジュレーション:LFO1/ADSRで変調可能
●増幅:0dB~-20dBはリニア・スケール、
 -20dB~-90dBはエクスポネンシャル・スケールで動作

■ LFO1&2
●波形:三角波 (LFO1は内部のジャンパー設定による逆相出力可能)
 パルス波発振周波数:0.1Hz~5kHz
●出力電圧:-2.5V~+2.5V

■ ADSR
●レンジ:Short/Mid/Longの3つのレベル
●出力電圧:0~+6V

■ MIDI/USB
●MIDI→CVコンバーター:Note→CV1=ピッチ(V/oct、0~+5V)と
 ゲート(0~+5V=V.Gate)でVCOに内部接続、
 Pitch Bend→CV2(-2.5V~+2.5V/0~+5V)
 内部のジャンパー設定による切替可能、Volume/Velocity→CV3(0~+5V) 
 内部のジャンパー設定によるVCFへの内部接続可能、
 任意のC.C.→CV4(0~+5V) 
 4つのCVとゲート信号はリアパネルの専用出力端子から出力。

●外形寸法:185 x 145 x 65 mm(パネルあり)
     145 x 135 x 55mm(パネル無し)
●重量:1.2kg

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