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DAVE SNITH INSTRUMENTS Mopho Keyboard

DAVE SMITH INSTRUMENTS
Mopho Keyboard
サウンドハウス



dsi_mopho_keyboard1.jpg
dsi_mopho_keyboard2.jpg


DAVE SMITH INSTRUMENTS Mopho Keyboard
オープンプライス予想価格100,000円前後
■■■DAVE SMITH INSTRUMENTS Mopho Keyboard機材情報■■■

DAVE SMITH INSTRUMENTS Mopho Keyboard
現代のアナログ・シンセサイザーとして、数多くのユーザーから
支持を得ているDAVE SMITH INSTRUMENTS社製の
アナログ・モノフォニック・シンセサイザー
同社のアナログ・シンセといえば、鍵盤付きタイプの
Prophet '08、Prophet '08 PEやコンパクトな
音源モジュールTETRA、Mophoがあります
Mopho KeyboardはMophoの鍵盤付きタイプの
アナログ・モノフォニック・シンセサイザーで
多くの方が待ちわびていた商品ではないでしょうか
早速見ていきたい思います。

Mopho KeyboardはMophoに32鍵の鍵盤と
各種コントローラーを搭載した製品
Mophoも出音はたいへん定評があり、後述するように
Prophet '08よりも太い音が出せると評判のシンセサイザーでしたが
何分、コンパクトな製品のため、音作りの際には
少ないつまみで、パラメータを指定しながらの音作りでしたので
使いづらいとまでは行かなくとも、作業効率や
インターフェイスとしてのアナログ感は弱かったと思います。
しかし、このMopho Keyboard
すべてのパラメータをノブとスイッチで
エディットすることが可能となっていますので
操作感、音質とも真の意味でリアル・アナログ・シンセサイザーと
言えると思います。

Mopho Keyboardの外観は一見して
往年のアナログ・モノフォニック・シンセサイザーを思わせる外見で
Prophetの開発者であるデイヴ・スミスが設計したとのことで
個人的には銘機Pro-Oneの現代版という期待がありました。
鍵盤数はセミウェイテッドの32鍵、Pro-Oneの37鍵とは5鍵少く
重量も4.25kgとよりコンパクトな仕様です。
実際、実機を見て思ったよりコンパクトな印象でした。
すべてのパラーメータをフロント・パネルで操作できる点は
何よりのアドバンテージだといえます。

それでは、さらに細かく見ていきたいと思います。
Mopho Keyboardのオシレーターは
デジタルコントロールド・アナログオシレーター
ネーミングだけを見れば、Roland JUNO-106などに
搭載されているDCOと思われる方もいますが
基本的にはVCOです。
DCOは波形をデジタル回路で生成しますが
Mopho Keyboardのオシレーターは
鋸波と三角波の波形生成、その波形を元にその他の波形を生成するという
アナログ回路で、チューニングなど一部をデジタルで行うVCOで
DCOとは全く異なるオシレーターです。
波形はノコギリ波/三角波/ノコギリ+三角波
パルス波(パルスウイズ変調可能)が用意されています。
さらに、Mopho KeyboardはProphet '08の
モノフォニック版ということで発売されていますが
Prophet '08には搭載されていない回路が搭載されています。
それが、サブオシレーター回路です。
サブオシレーターとは、通常のオシレーターとは別に
1オクターブ、または2オクターブ下のオシレーターを
足せる物で、本来は1オシレーターのシンセサイザーで
ローコストで音の厚みを得るために考えられた機能です。
Mopho Keyboardでは
オシレーター1の1オクターブ下と、オシレーター2の2オクターブ下の
矩形波を出力出来るようになっています。
これだけでも、分厚い音が出せるのは想像ができ
ベースやリードなどには威力を発揮できると思います。

フィルター部はProphet同等のカーティスCEMと同等の
専用VCFチップを搭載したアナログ・ローパスフィルター
4/2ポール切替式で4ポール時には発信も可能です。
そして、VCAもアナログ回路を使用しています。

そして、4基のLFOや3基エンベロープはデジタル回路を採用しており
安定度の高さとローコスト化を実現していると言えます。
このデジタルとアナログのハイブリッド仕様が
Mopho Keyboard
はじめとする、DAVE SMITH INSTRUMENTSアナログ・シンセサイザーの
特徴とも言え、出音に関する重要な部分は、アナログ回路を使い
その他の必要最小限の部分をデジタル化して
コストダウンを計る設計思想は素晴らしいと思います。

さらにMopho Keyboardになって
追加された機能として、USB端子を装備
MIDIの送受信の他、MacOS/Windows 対応の
フリーエディターソフトウェアを使えば、
パソコン上でエディットをおこなうことができます。
また、アルペジエーターの機能強化
具体的には、アルペジエーター・モードを11種類追加しています。
また、6 ステップのゲート・シーケンサーには
ステップ単位でのポルタメント設定が可能になり
さらに、専用のタップ・テンポ・ボタンにより
スピードをリアルタイムにコントロール可能
ライブパフォーマンスなどで生演奏等に即座に
BPMをあわせることが可能となっており、
ライブでの活用も考慮した設計であると思います。

Prophetといえば、モジュレーションによる
独特の音色が有名ですが、このMopho Keyboardにも
その設計思想は、受け継がれており、
Prophet 5より、遙かに発展し機能強化された
モジュレーション機能が搭載されています。
ソースは22種類、変調元は48種類と豊富に用意され
パッチング式のモジュラー・シンセサイザーなみの自由度があります。

そして、Tetra、Prophet'08、Mophoシリーズで共通仕様とも言える
ポリチェイン機能にも対応し、他のシリーズを接続することにより
ボイス数を拡張することが出来ます。
つまりMopho Keyboard
モノフォニック・シンセサイザーですが
ポリチェイン機能でポリフォニック・シンセサイザーとしても
使うことが出来るようになります。
とりあえずMopho Keyboardを導入し
後にTetraを導入すれば、5音ポリのシンセサイザーへと
最大17ボイスまで拡張することが出来ます。
ポリチェイン機能はボイス拡張だけではなく
プログラムの呼び出し、エディット、メモリーへの保存といった作業は
スレーブの製品を意識することなく、
マスターのMopho Keyboard だけで行うことが出来るようになっています

それでは、Mopho Keyboardの出音について
レビューしたいと思います。
一言で言うなれば、やはり期待を裏切らない
アナログ・シンセサイザーの音です。
バーチャル・アナログのような、幅広いレンジ感は多少劣りますが
アナログ回路の特徴とも言える、オケに混ざっても埋もれない
腰の強さや、中域の粘り、存在感はさすがと言うところで
バーチャル・アナログでは今のところまだ再現できておりません
また、サブオシレータを追加した事による音の太さがあり
ベースやリード系の音色では上位機種Prophet '08より太く
使える音色が揃っています。
また、豊富なモジュレーションによる、金属的な音色や
SE系のスペイシーなサウンドもあり、守備範囲は広いと言えるともいます。

Mopho KeyboardはProphet '08の
1ボイス・バージョンという位置づけで
Prophet '08をすでに持っているユーザーは導入の必要がないように
思われるかもしてませんが、Mopho Keyboard
サブオシレーターを搭載していることにより
往年のProphet 5とPro-Oneと同じように
違う位置づけで評価されるかもしれません
Prophet '08を所有しているユーザーも
より太いベースやリード音用のアナログ・シンセサイザーとして
おすすめできる製品であると思います。




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■■■DAVE SMITH INSTRUMENTS Mopho Keyboardスペック■■■

●鍵盤数:32(アフタータッチ対応、ベロシティー対応、フルサイズ)
●アナログモノフォニックシンセサイザー
●フル・プログラマブル 128プログラム×3バンクで合計384プログラム
 (MIDIダンプ可能)
●16ステップ×4トラック(トラック2,4のみ Slew 機能対応)
 アナログスタイルゲートシーケンサー(MIDI同期可能)
●22種類のソースで48種類のパラメーターを変調する
 バリエーション豊富なモジュレーション・ルーティン
●アルペジエーター(15モード、MIDI同期可能)
●タップによるBPMのリアルタイム・コントロール
●フルMIDI対応
●Push It ! 機能(MIDIノート出力)

ボイス構成
●アナログ・オシレーター(デジタル制御)×2
●アナログ・サブオシレーター×2
 (OSC1の1オクターブ下を出力・OSC2の2オクターブ下を出力)
●アナログ・フィードバック回路
●波形:ノコギリ波/三角波/ノコギリ+三角波/パルス波(パルスウイズ変調可能)
●ハードシンク
●オシレーター別に独立した2モードのグライド(ポルタメント)
●ホワイトノイズ・ジェネレーター×1
●アナログ・ローパスフィルター(カーティスCEMと同等のチップを搭載)×1
●ローパスフィルターは4/2ポール切替式、自己発振可能(4ポール時)
●アナログVCA×1
●エンベロープ(ADSR+Delay)×3
●エンベロープ3はループ可能
●LFO×4(MIDI/シーケンサーに同期可能)

その他
■外部入力(エンベロープフォロワー・ピークホールド・トリガー機能付)
■入出力:メインアウトステレオL/R、ヘッドフォンアウト モノラルオーディオ入力、ペダルCV、サスティンペダル
■USB:USB 2.0 (type B receptacle)
■MIDI:IN、OUT/THRU(設定により変更可)、POLY CHAIN
■電源:100V AC 50/60Hz(専用ACアダプター付属)
■外形寸法:477(W)×282(D)×65(H)mm(突起物含まず)
■重量:約4.25kg

サンプリングCD・ムービー素材集LGR LABEL
http://www.lgril.com/











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